七月お昼の部は、すべて初観劇の作品です。
歌舞伎観劇は年齢の割に長い方だとは思いますが、
基本、地元名古屋(当時)や、時々遠征していた程度(それでも後援会スタッフさんには覚えていただいておりましたが)ですので、
まだまだ観劇したことのない有名作品は多いです。
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七月も朝からハードな内容です。
観方をかえたら、正直、酷い話です(涙)。
主人公はお光ちゃん(壱太郎丈)。
ひどい目に遭わされたにも拘らず、
相手、周囲を慮る視野の広さ、感情の豊かさ、心根の美しさが、
より物語の悲壮感を際立てる。
しかし悲嘆にくれてはいるが、決して誰のことも恨んでいない。
お灸の場面を観ていても、父上・久作(鴈治郎丈)からの愛情を授け、
本当に清く正しく、育ったのでしょう。
こんなに善い娘なのに。
今後を応援したくなるお光ちゃん。
このお話、現代だったら、
結婚前に不誠実がわかって良かったわ。
こっちから捨ててやるわよそんな男。
で、その後仕事もプライベートもバリバリ充実させて、
華麗に逆転ハッピーエンド、
といったところかもしれない。
そんなお光ちゃんだったら尚、応援する。
◇
あと⋯。
コレはもう、わたくし自身の問題で、
歌舞伎に限らず観劇全般に関して、
入り込みすぎず、基本冷静に観てしまう習性があるが故なのですが
(但し犬映画は別!犬映画は感情移入しすぎる!)、
あのタイミングであの『駕籠舁きコント』。
一体どんな気持ちで観たらいいの(涙目)。
無事に(?)久松(隼人丈)お染(扇雀丈)の心中は回避出来そう、
でも言うても確実に人一人を傷つけているのだから、せめて償いながら生きてくれ、と思っていたところへ、
早速やってきた久松への試練。
絶対笑ってはいけないシリーズか何かか。
まあ、そういうトコロも総てひっくるめて歌舞伎の愉しみなのですが。
真面目に観なさい、私。
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約13年振りの松竹座。
先ず、ファサードが好き。
この日は気温も高く快晴、
撮影をしようにも逆光でうまく撮れているのか全く分からない(汗)。
会場の敷地もそんなに広くはないので、
襲名披露展示は一ヶ所コンパクトに。
ステージも、こんなに横幅コンパクトだったかったかしら(汗)。
祝幕は五月と同じね。
無駄に階段上り下りしてみたり、外へ出て、何度もファサードの写真撮ったり。
ああ、やっぱり『劇場』が好き❤️
⋯そうこうしていたら、松竹座クローズのお知らせが(涙)!
名古屋もそうだったけれど、どんどん無くなる、劇場⋯(涙)。
大阪での歌舞伎公演、今後はどこになるのだろう⋯。







