最高気温 28℃、ということで、セオαの単衣で。
襦袢は袷にしました。
JCS。
シンプルな舞台セット。
主人公は男性。
ということで、
シンプルに、そしてメンズライクな着付、装いを目指しました。
男性着付ぽく、襟合わせも浅く、とも考えましたが、
わたくしのムキムキ肩体型には浅い合わせが合わないんですね。崩れるんです。
浅い方が大人っぽくて好きなのですけれど。
このところは半襟も刺繍襟、はっきりした柄襟を多用しておりましたが、
今回はシンプルな絽の市松で。
襟出しも閉めた…つもり(いつも出しすぎ疑惑。でも刺繍、柄って、やはりどうしてもたくさん出したい習性)。
帯は半幅で。
帯結びも、男性着付で使う片ばさみにしております。
この半幅帯はなんだか異様に長くて、
手先、垂、共に50cmほど折り込みましたが、
それでも胴には三巻しました(汗)。
そんなところまで、図らずもメンズぽくなりまして。
三巻しているせいか、板不要でした、柔らかい帯なのですが。
シンプルに、と言いつつも、
帯飾りを垂らしてみました。
その昔、ネックレスだったものをリメイクしたものです。
若い頃使用していたアクセサリー類も、
そのまま同様に身につけるには年齢的にアレですが、
着物用やインテリアに、結構リメイクしています。
基本、ケチなので。
◆
今回の「作品を意識した自己満足」は、着付けに反映させましたが、
着物の柄には百合がありまして、
本作には登場しませんが、聖母マリアの象徴の花が百合だそうで。
最初は、季節的事情で選んだ着物でしたが、
一応、地味に作品関連の要素が使えました。
ちなみに。
2017年のFC旅行でSUGIZO氏に褒められた着物です。
褒められたのは着物です。わかってます。