赤壁 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

今更ながら、『RED CLIFF』(監督: ジョン・ウー。2008年)。

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DVDをお借りしました。
一先ずPartⅠ攻略、
これからPartⅡ、開幕。


公開当初より、
歴史好きにとっては
(と言っても一時期アホみたいに流行った歴女やらとかの類ではなく。
私の歴史好きは幼少時からの筋金入りでありんす。真顔。)

とても気になる作品だったのですが、

ココでも度々書いておりますが、
映画館が苦手でね。


随分経ってしまったが、
ご縁あって、漸く鑑賞まで辿り着く事が出来たのでした。
感謝。



関羽が、


肖像画そっくり過ぎて(←見た目)
思わず笑ってしまったのだが(失礼)。

いえ、神格化されている程の関将軍、
最大の敬意を表しての役作りなのでしょう。


(超絶余談ですが、
関羽の事は、個人的に密かに「蜀レンジャー・アカ」と呼んでいる。

更に余談を続けると、
アオ→趙雲。
キ→張飛。
モモ→黄忠。
ミド→馬超。

ついでに、諸葛亮・ゴン・孔明←もういい)


あと、

孫権が決心するまでが何だか異様に長いあたりが、
新感線みたいだな、とか。




『三国志』は、

これも以前から書いて参りましたが、
言うても横山光輝氏の漫画を読んだだけの知識しか持ち合わせてはおりませんが(恥。

や、吉川英治氏の小説も読んでみたいし、
いずれは陳寿氏の正史まで攻略出来たら、
という、
希望だけは大きく持っている←言うだけならなんとか)、


赤壁の場面はやはり、

作戦(罠)が次々に仕組まれてゆく様はもう、本っっっ当に面白くて仕方がなく、
大興奮、夢中で読み進めてゆくのですが、


いざ計画遂行となると、


曹操が気の毒でならない。

涙。



曹操。

決してバカではない。
むしろ無茶苦茶賢い。

人望がないという見解もあるが、
逆に、たった一人でもあそこまで成し遂げてしまう気力と野心と才知を持ち合わせた孤高の人だと、
私は思っている(←知り合いか)。

(野心、というとネガティヴな意味合いがあるが、
古今東西男子たるものには少なからずコレはなくてはならないものだと思う。
まして群雄割拠の戦国カオス時代の人なれば尚更。)


賢過ぎるが故に、

先の先の先まで読んじゃって、
裏の裏の裏までかいちゃって、


しかしそこをまんまと孔明周瑜に悪用(←曹操贔屓目線)されて徹底的に潰されまくる。


孔明周瑜曹操、
誰が一番優れているかとかではなくて、

もう、
これは、


運が悪かったとしか思えないくらい。


不憫、孟徳(涙目)。



映画の話というより、

ただの曹操観(それも偏り過ぎの)になってしまった。


さて、


PartⅡでは、

その曹操がどの様に、どこまで痛めつけられてゆくのか。

とっても楽しみです。


曹操の生き様、
大好きです、マンガみたいで。
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