花組公演
@宝塚大劇場
「今度のギガステージだけど、」
「違う、いきすぎ、『メガ』。」
「ああ、そうそう、メガステージね…」
というやり取りが、
個人的に事前にありましたが。
折角ならば蘭寿とむさんには、バハムートみたいに(こら)
メガ、ギガ、テラ、エクサくらいまでのシリーズでご登場して頂きたかったです…。
◆
4th Stage MUGEN CITY、
ココが、噂のKENTO MORI氏よる振付。
脚、足の振りが面白かった感想。
後半、とむさん銀橋へ出てきてくれるので、是非足元にもご注目。
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6th Stage MUGEN DIAMANTE
ディアマンテ。好いね。(←独り言)
多分第9場だと思うのですが、曲が大好きなツィゴイネルワイゼンで、
然も凄く綺麗なカゲソロで。
一瞬、彩乃かなみさんかとおもいました。
終演後、パンフレットで確認したら羽立光来さんでした。
ええ声聴かせてくれます。
このディアマンテの場面はスペイン風味になっていて。
タカラヅカでこういうスパニッシュが登場すると、
パルマが雑!というか違う!
肘が甘い!
などとつい思ってしまうのですが、
いえそうではなくて、
「タカラヅカ流」という、ひとつのスタイルとして確立されているのが、
すごいなあと思う訳です。
無論、その都度振付担当される先生方によって味付けは異なりますが。
しかし我々フラメンコ勉強中の身からするとやっぱり「フラメンコ風味」な訳なのですが、
そんな中でも今回、きらりの姉御(姉御言うな、華燿きらりさん)のアバニコ遣いは美しかった。
大きさも、ちゃんとフラメンコサイズだったような、キトリサイズではなくて。
男子たち侍らせてメインで踊る魅せ場もあり。
きらりの姉御はお芝居の方『ラストタイクーン』でも印象深かった。
◆
以前からかなりお気に入りの娘役、仙名彩世さんが、
明日海くんと組んだり、
念願のエトワールだったり、目立つところへ来てくれていたり、
で嬉しい。
エトワールは本っっっ当に綺麗。
7th Stage、
ジョーカー 夢=柚香光くん。
彼はこういうの、なんか似合いすぎ。お衣裳とか。
前作もあったな、こういうの。
私は大好きですが。
◆
あと個人的に印象的だったのは、
ショウの後半は楽曲がクラシック由来が何曲かあって、
これまた大好きな愛の夢とか、
男役群舞がG線上のアリア。
ご存知優しい旋律だがロック風味アレンジだったので勇ましく。
デュエットダンスが英雄ポロネーズ。
「英雄」は通称だがこの名を冠せられた程に、ショパンのポロネーズの中でも特に威風堂々、華々とした様であるこの選曲、
など、
蘭寿とむさんのイメージに凄く合っているなあ、と。
ご卒業が決まり益々、
トップスターとしての蘭寿とむって何だったのだ(悔涙)
と思うことが多かったのですが、
今でも色々な思いはありますが、
「私が勝手に思う蘭寿とむ像」ではあるが、
こういうかたちでとむさんらしい姿が観れたこと、
純粋に嬉しい。
欲を言い出したらキリがないので。
そうだ、
やっぱりStreak of LightのDVD、買おう。
以前お借りし凄くおもしろかったので。
ご卒業おめでとうございます。
東京公演もどうか楽しんで!
