『TAKARAZUKA 夢眩』#1 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

09.Mar.2014
花組公演
@宝塚大劇場


「今度のギガステージだけど、」
「違う、いきすぎ、『メガ』。」
「ああ、そうそう、メガステージね…」

というやり取りが、
個人的に事前にありましたが。

折角ならば蘭寿とむさんには、バハムートみたいに(こら)
メガ、ギガ、テラ、エクサくらいまでのシリーズでご登場して頂きたかったです…。




4th Stage MUGEN CITY、
ココが、噂のKENTO MORI氏よる振付。

脚、足の振りが面白かった感想。
後半、とむさん銀橋へ出てきてくれるので、是非足元にもご注目。



6th Stage MUGEN DIAMANTE
ディアマンテ。好いね。(←独り言)

多分第9場だと思うのですが、曲が大好きなツィゴイネルワイゼンで、

然も凄く綺麗なカゲソロで。
一瞬、彩乃かなみさんかとおもいました。

終演後、パンフレットで確認したら羽立光来さんでした。
ええ声聴かせてくれます。



このディアマンテの場面はスペイン風味になっていて。

タカラヅカでこういうスパニッシュが登場すると、

パルマが雑!というか違う!
肘が甘い!

などとつい思ってしまうのですが、

いえそうではなくて、
「タカラヅカ流」という、ひとつのスタイルとして確立されているのが、
すごいなあと思う訳です。
無論、その都度振付担当される先生方によって味付けは異なりますが。


しかし我々フラメンコ勉強中の身からするとやっぱり「フラメンコ風味」な訳なのですが、

そんな中でも今回、きらりの姉御(姉御言うな、華燿きらりさん)のアバニコ遣いは美しかった。
大きさも、ちゃんとフラメンコサイズだったような、キトリサイズではなくて。
男子たち侍らせてメインで踊る魅せ場もあり。

きらりの姉御はお芝居の方『ラストタイクーン』でも印象深かった。



以前からかなりお気に入りの娘役、仙名彩世さんが、
明日海くんと組んだり、
念願のエトワールだったり、目立つところへ来てくれていたり、
で嬉しい。

エトワールは本っっっ当に綺麗。


7th Stage、
ジョーカー 夢=柚香光くん。

彼はこういうの、なんか似合いすぎ。お衣裳とか。
前作もあったな、こういうの。

私は大好きですが。




あと個人的に印象的だったのは、

ショウの後半は楽曲がクラシック由来が何曲かあって、

これまた大好きな愛の夢とか、

男役群舞がG線上のアリア。
ご存知優しい旋律だがロック風味アレンジだったので勇ましく。

デュエットダンスが英雄ポロネーズ。
「英雄」は通称だがこの名を冠せられた程に、ショパンのポロネーズの中でも特に威風堂々、華々とした様であるこの選曲、

など、

蘭寿とむさんのイメージに凄く合っているなあ、と。


ご卒業が決まり益々、
トップスターとしての蘭寿とむって何だったのだ(悔涙)
と思うことが多かったのですが、
今でも色々な思いはありますが、


「私が勝手に思う蘭寿とむ像」ではあるが、

こういうかたちでとむさんらしい姿が観れたこと、
純粋に嬉しい。

欲を言い出したらキリがないので。


そうだ、
やっぱりStreak of LightのDVD、買おう。

以前お借りし凄くおもしろかったので。


ご卒業おめでとうございます。

東京公演もどうか楽しんで!

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