『夢市男達競』 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

2013年1月11日

当日の日記にも書いたが、
この日は遠征初日早朝から、本当に善い一日だった。


往路新幹線車中にて、
15~6年来のスレイヴ友より受胎告知!

本当は武道館で逢える予定だったのだが、そんな訳で体調第一、
ライヴは来られなくなってしまったのですが、
でも最高に幸せなお知らせ、物凄く嬉しかった!

心から、おめでとう!


◆◆◆


お昼は菊さんご出演の『夢市男達競』観劇。
@国立劇場



三列花道横席、
丁度七三の真横!


菊さん初役の力士のお役。
初めて聴く太さの声が、真上から…!

眉の描き方がまた凄く綺麗でしたね…。
肉襦袢の仕込み方も無茶苦茶バランス良くて、
表情も穏やか、
しかし粋な拵えで。


後半の新造は人ならぬ存在故の、
立ち回りが凄かった。
赤い引眉の様なメイクも素敵。

終盤花道にて、
目の前での大立ち回りに海老反りという昇天演出。

ちーん。




戦死した筈の木曽義仲が実は生きていて、
愛妾巴への絶え難き恋慕を孕みつつ、
ミッ●ーマウスのカリスマ妖術を駆使しながら源氏への恨み辛みを晴らさんとする、

それを阻止せんと奮闘するパパやジェ●クル菊さん、


という微SFで、

時代物から世話物、所作事も全て淘汰しつつ、
チャリ場もしっかりわかせ、
迫力の立回りも魅せる、
菊五郎劇団ならではの構成。


今回は猫と鼠の化身による立回りが、メルヘンで可愛かった。

ミストフェリーズの32回フェッテに勝るとも劣らず。
まさかの菊さんドラムソロというサプライズも有り。




新春公演という事で最後に手拭い撒きがあるのですが、

菊さんの二投目をダイレクトキャッチ…!!!
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投げる前に一度、目が合った…
…ことにしておいて下さい(痛)。


このところはあまり菊さん上京叶わないでいたのですが、

出演者受付では、
おかえりなさいませ的なお言葉をかけて頂ける様にもなり。


いよいよ「わー、ウザい客、来たー…」的な
菊さんからのお慈悲でしょうか。



でもでも、菊さん。
観る度に安心させてくれる。
日々、凄くなる。


大好きです。


今年も沢山観に行きますので覚悟!
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