『WICKED』#002 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

そういえばこの日のメインキャスト(汗)。

グリンダ=山本貴永
エルファバ=岡村美南
フィエロ=岡田亮輔
モリブル先生=白木美貴子
ネッサ=小笠真紀
ボック=伊藤綾祐
ディラモンド先生=前田貞一郎
魔法使い様=松下武史
(敬称略)
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フィエロが、予想外だった。

流されない。
確固たる信念。
享楽主義。
身体を張って笑いがとれる(重要)。
違いの分かるバカ。


何なの。
いい男じゃないか。
バカは言い過ぎました。


「みんな頭空っぽだから何でも信じるんだ」。

お主が言うのか
とつっこみたくなったのはきっと私だけではないハズ。


登場場面は意外と少ない気がしますが。
見た目も地味なのにな、
何だかインパクトがあります。



エルフィー、カッコ良かったです。
歌もマイムも、私は凄く好きな感じ。
笑いのテンポも素晴らしかったです。

スタイルも抜群で、
二幕のお衣装がとっても良く似合う!



しかし、
やはりグリンダ...。

駄目だ、無茶苦茶好き。

以前
ウィキッドとアイーダのメイン三名のキャラ設定が似ている様な、
という話をしましたが。

アムネリス然り、ああいう道を辿ってゆく人には無条件に弱いです私。

浴びる光が強ければ強い程、
足元に落ちる影も深いということなのでしょうか。

かと言って闇に生きるのが楽という訳でも無くて、
光と闇、
どちらかが欠けても成り立たないものだと思うし、

また、エルファバの様に「才能があっても権力に媚びないorバカ正直に生きた為に悪者扱いされる」のも、
決して芝居や物語に限らないし、

今回もいろいろ考えさせられます。


「世の中が混乱している時には、共通の敵を与えればいい」。
古今東西、変わらないものだな、人間って。
しかしだからこそ、ここまで辛うじて歴史が続いたのかも知れないが。


オトナたちにもムカつきますが、
ネッサとボックにも、なかなか苛々します。


一番ショックだったのは、

ディラモンド先生はじめ「被り物キャラ」が、
悉くフィナーレで被り物取っちゃったこと(涙)。
カーテンコールでは完全に中の人が登場。

えーん、夢(笑)が壊れるー(涙)。



…でもきっと、
また観に行きます。