@新名古屋ミュージカル劇場

今更アップというのも何ですが、
ずっと書きかけのままだったので、
自己満足に上げます。
二階最前列真センターという陛下席
(天覧公演なんかだと大抵この辺りにお座りになられるので、勝手にこう呼んでいる)、
天井のドラゴンと真正面から対峙。
開演前。
睨まれてるよね…
目、合うよね…
ここ鼻息直撃席だよね…
などとぶつぶつ話していたら、
オープニングで本当に鼻息噴き散らし大暴れの竜。
魔法使いのお話であるのをいいことに、
先述の荒ぶるドラゴン然り、
始まるなり銀テープやらシャボン玉やらの特効大会。
人は翔ぶ。
身体は伸びる。
衣装も派手派手で抜群のエンターテイメント。
善とは?悪とは?嘘とは?真実とは?の
人類永遠のテーマとも言うべき構成で、
誰が観てもとても「入り」やすい作品、という感想。
『オズの魔法使い』との伏線や、
魔女のステレオタイプ=
・黒服
・とんがり帽子
・黒マント
・ほうき
のトリヴィアも、
さり気なくこじつけてある。
情報工作って凄い。
それにノセられた暴徒のエネルギーはもっと凄い
(この辺りは『JCS』を彷彿)。
オトナってヒドい。
例・エルファバ誕生秘話。
赤児時代、
断固母乳で育てると豪語していた(らしい)くせに外でワイン飲んできて、
ワイン入り母乳を盛られ窒息寸前、
乳児虐待すれすれGIGを経た我には、人事ではなかった。
エルファバ出生については他にもいろいろヒドい...。
ヒドいオトナたちの場面の度に苛々してましたが、
その分、
グリンダの逆襲にはスカッとしました、
ろ・お・や♪