十二月大歌舞伎 #001 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

2010年12月19日
@日生劇場

昨年の観劇納めです。
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↑ポスター及びフライヤーの、バックのシルエットデザインが、

ミュシャ風味で好き。


本公演は、パンフレットの表紙も素敵でした。



演目順序は逆になりますが、
『達陀』から。


コレは数年前、地元で上演された時、
夢中になりました。


曲は現代音楽風味のアプローチで、

照明使いも幻想的。


「コンテンポラリー日舞」と勝手に呼んでます。


振付けがまた、
物凄く勉強になるのです。

洋の東西問わず、
ジャンル問わず、

ダンサーにとって大切な事、
身体の使い方って、

共通なのだな、という。

然もそれが本当に分かり易く提示されていて。



亀寿丈がパンフレットで「水の群舞」についてお話されている内容には、
畏れ多くも初見当初から同感。


見所、聴き所沢山の作品だと思います。



地元で観た時はバレリーナの友人と一緒だったのですが、

やはり彼女も同じ事を言っていて、

二人して感動、感激した記憶の断片。



今回の重慶役は松緑さん。

「芸を継承してゆく」
ということについては、
私はまだまだ実感乃至ぴんとこない部分ではあるけれど、

他にも今回、

全体的に若手さんが更に活躍されていて、

今後がまた楽しみになってきました。