『MOZART!』#003 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

2010年12月18日
@帝国劇場


パパ(市村正親さん)がいつになく調子が芳しくなさそうで、

晩年の悲愴感がいよいよ辛かった。

でもフィナーレはノリノリ。

安堵。



ナンネル(高橋由美子さん)とセシリア(阿知波悟美さん)の安定感こそまさに

神よ何故許される。





この日は終演後にトークショーがありました。


...知らなかった...(笑)。



千穐楽も間近、

最後のトークショーということで、

抽選会の景品も大奮発との事。



武岡淳一さんの進行で、
出演は山崎育三郎くん。



育三郎くんのヴォルフガングですが、

横着で神経質な芸術家像を、

真摯に丁寧に作り上げていらっしゃると感じました。


そういえば『僕こそ音楽』、

何故かこの曲でこみ上がるものがあった。




このトークショーでも、

抽選会当選者へは
自ら客席へ赴き、景品手渡し。


ファンレターも読んだ後、

段ボール箱に入れてご実家へ送り、

保管してあるそうだ。



お客様の為に必死に走り回り、

一人一人丁寧に接する姿に好感度アップ。



しかし、

約三時間の公演後に

客席一階+二階、ロビーを疾走。

さすがに堪えたらしい、

あの若さでも(笑)。



それから

アマデ役の松田亜美さんもお手伝いで登場し、

武岡氏の計らいで

「みんなありがとう!」
とご挨拶。



...アマデが喋った。



喋っちゃった。


我にとってアマデは、

喩えるならば

「ヴォルフィの中の人」的存在なので、

トークショーといえど、

やはり無言の行を貫いて欲しかった。

少々凹(笑)。


でもとてもお行儀の良い子でした。

演技も本当に素晴らしかったです(拍手)!




最後には育三郎くんがモノマネを披露。



まさか帝劇に

「えなりかずき氏」

降臨の日が来ようとは。




幸運な一日でした。



ところで

ミュージカル『MOZART!』のシンボル的なこのイラスト。
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こんな走り描き線で

「W.A.モーツァルトの横顔」を語っているのが好い。



もう一つ、

パンフレットに載っていたオーストリア航空の広告。

素敵。
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