紫子 #001 | D-DST

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独り言。

2月1日 @中日劇場

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一先ず、ざっと一口レポート。


月並みな味気ない感想で申し訳ないのですが

『紫子』、

良い話でした。

とっても良い話でした。

配役も夫々皆、

夫々にぴったりだったと思います。



主人公:紫子or碧生は、

歌も踊りも演技も笑いも、

霧矢大夢さんの魅力を余すところなく堪能出来ます(幸)。



昨日の地元紙インタビューでもお話しされていたが、

紫子と風吹は

オスカルとアンドレ(ベルサイユのばら)の様な。

風吹が影で頑張ってる、とか。

ラストシーンとか。

   紫子「私を抱け―!!!(絶叫)」


今宵一夜!

愛あればこそ!

ガラスの馬車が迎えに来ちゃいそうな。



紫子(霧矢大夢さん)、

男勝りというより、
『男の中の男』だったし。


でも、
「…この仕事はそんなにむずかしいのか…?」
は、凄く可愛いの(のろけ)。


元気になったお兄ちゃん(碧生)、
妹(紫子)と歩き方同じだし。



女装中の碧生を訪ねて来る家臣の若いの大勢、

お見舞いというより出待ち状態。

ファンクラブだ。



歌舞伎でも度々みられる図ですが、

『女性が、男装する女性を演じる』

更に
『女性が、女性のフリをする男性を演じる』
という、

この性を超越する面白さ。




人の上に立つ者の覚悟、
の様な部分を、

物凄く考えさせられた。

奇しくも今現在、私自身がまさに直面しているからかも知れないが。


経営者等の立場に於ける孤独だとか、

言葉の響きは好きではないが、自己犠牲の様なものは、

子供の頃から両親をみているので、
何となく、理解していた。
せざるをえなかった。


ただ、いざという時、

腹が括れるか。

良い意味での諦めの様なものを持てるのか。


ちょっと、ぐるぐるした。

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