例のはたらかない崖っぷちエンジニアから話がありました


「やっぱり俺コード書きたくないから会社やめるわw」


いや、いいんだけどね会社的には

周囲がひどく気を使って、作業がこいつんところで停まってて、コミットするたびに問題が出てて、いい加減こっちも扱うのが面倒になってたんだけどね

でも、おまえは日本語の話せない奥さんと産まれたばかりの娘さんがいるんだろう?

そこは歯を食いしばってでも会社に縋り付くところじゃあないのか?

悪いがおまえ程度の技術者は日本では探さなくてもごろごろいるんだぜ?

ぶっちゃけお前のいまの給料は能力からしたら高いんだぜ?


「次の仕事はきまったのかな?」

「なんもきまってないけど、おれ社長さんになるから大丈夫」


ああ、デジャビュだ

同じことを言って独立した男を私は知っている

そうだ、こいつ、あいつとおんなじなんだ

そこそこの技術力とそれを上回る過剰な自己評価、周囲に嫌われる無神経さとそれを感じない無神経さ

それでもあいつは異常なほどのひとなつっこさを持ってたからいまだにのたれ死んでいないんだが…


まぁ、もう知らない

面倒見切れん

お疲れ様


先月と違って今月は仕事に余裕があります

締切がないのもですが、今のプロジェクトの下についてくれているのがわりとデキのいい子なのが幸いしています

来月は締切がたくさんあるのでそうそう楽はできないと思いますが、それでも先月のプロジェクトと違い難易度が低い仕事ばかりなので、なんとかなるでしょう


FFのバージョンアップがあって、レベル99と新WSが解放になりました

難易度が高くはない、時間さえかければクリアできるコンテンツなんですが、集中できていません

今の仕事は集中するだけ収入になるというか、真剣に人生かける価値があるものだと思っています

50になるおやじが夜中にひゃっほいしてていいのか?そんな人生の無駄遣いしてていいのか?的なジレンマがあります

小説書きたいなとか、バトスピ強くなりたいなとかいろんな雑念が邪魔をしています

で、結局中途半端に夜の一時間くらいをぼーっとログインして使って、早めに寝ています

まさに人生の無駄遣い


そういえば今年もざしきわらし週間に突入しています

毎年クリスマスの近くになると、うちに住んでいるざしきわらしがこぞうにプレゼントをくれるのです

あんまり値の張るものではないんですが、連続するのでこぞうも楽しみにしています

ことしはこぞうがドラゴンボールを読みたがったので中古で全巻そろえて毎晩1冊ずつあちこちに配置しています

小学校4年生ですが、いまだに親の仕業だと気が付いていない様子、いやマジで

いい子に育ちました

いい子過ぎて将来が不安

でも、親から現実を教えるなんて馬鹿な真似をするつもりはありません

子供はどこまでも夢を持つべき、というのがうちの方針

この点は数少ない私とひめの共通認識なのです

若いころ作詞作曲をやっていました

メジャーデビューしたとかじゃなくて、打ち込みで作ってただけですけど

今でいうところのサウンドブックっていうんですか、音だけでドラマを作ってまして、それにあてて作ることが多かったので、たいていはなにかのテーマソングかイメージソングです


ぼーっとしているときなど、今でも時々口ずさんでいたりします

痛いところも多々あるんですが、結構いいフレーズになっていたりして自画自賛したくなることがままあります

このまま私の人生と一緒に墓に入ってしまうのがちょっともったいないような


これはドラゴンマリーというファンタジーのお話の主人公のテーマ

無敵の戦力を持った不器用な女の子の、まぁ最近ではありがちな話です


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ドラゴンマリー その瞳に光と影交差する


戦い疲れたんだね 今はおやすみ 何も言わず考えず

いくつも えぐられた胸の 痛みもそのうち癒えるだろう

鋼に似せたガラスのハート 砕け散るまで気づかないだろう


ドラゴンマリー 青銅の腕 信じるには細すぎて


選んだ道は一筋 誰の力も借りずに拓くと言ったね

だけど

忘れずにいて欲しい 与えられる愛もあるのだと

心休める術を知らない ヒビが入った戦士の人形


ドラゴンマリー 今だけはLady 濡れた髪の乾くまで


ドラゴンマリー 気高く強く たとえるならバラの花


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ああ、やっぱすげえ厨二くせえ、青くせえ、恥ずかしいにもほどがある


うちのクリスマスは、ひめの方針でがっつり欧米風…らしいです

秋ごろから順々にプレゼントが増えていき、クリスマス当日にはツリーの下に山ができます

大したものを買うわけではないんですが、緊急に必要でないものはその日まで使うのを我慢します

去年は鉛筆消しゴムパンツシャツまでクリスマス包装で配置しました


正確にいうと、暖炉が悪戯するので食べ物は当日までNG、ことしは英語教室でくる子供たちに奪われそうなので当日までロフトにしまっています


本当にお金がなかった今年、私はぎりぎりまでなにも考えられませんでしたが、ひめはちまちま買い続けて今では大きな旅行鞄いっぱいに詰っています

遅ればせながら、なんとか就職が決まったようなので、私もいくつか買い足しました

ひめが好きそうな絵本(CD付き)と、複合機、電話の子機が壊れてしまって事実上家電が使えなくなっているのです

子機付きFAXでよかったんですが、ヨドバシに行ったらいまどきのWifiプリンタがほしくなってしまって、とんだ散財になってしまいました

オールインワンって好きなんです

今使っているプリンタは、動作に問題はないんですが、Windows7のサポート外になっていて、偽物のドライバでだましだまし使っているのです


土曜日はバトスピのSB、最後のハイランカーパスをかけた戦いに挑みましたが、見事散りました

去年はショップチャンピオンになったんですが…無職パワーだったんですね、やっぱり

日曜日はじいちゃんの介護

早めのクリスマスプレゼントをもらってきました

年内の介護は終了

よいお年を



とある会社に出向しているチームからSOSが入りました

新規顧客、けっこう一流どころ、これからビジネスを拡大するためにどうしても失敗させられないところです


2人チームのうちの一人、シニアのほうが「まったく使い物にならなくなっている」ということ

事務所でしばらく一緒に仕事をしていたことがあるのですが、会社の中でも1,2番目の実践的なエンジニアで、彼が「まったく使い物にならなくなる」シチュエーションがどうしても想像できません

たまたま前の仕事のめどがついて時間があったので、そして現場が自宅の近くだったので、様子を見に行くことにしました


彼はうつろな目をしていました

この現場に来てから仕事がまったく手につかない。この3週間に至ってはただの1行も書いていないということ

かなり硬い会社で、日本語のドキュメントが相当あり、参ってしまったというのが本人の弁

しかし、それをしゃべっている本人の様子が尋常ではありませんでした

ずっと顔を伏せてぼそぼそとしゃべる彼は、自分の知っている姿と違っていました

日本語のドキュメントが問題ならそんなのよまなきゃいい、やれることを順番にやればいいんだよと慰めてみましたが聞く耳をもたないかんじ

自分はもうだめなんです、プログラムなんでできないんです、そして最後にはプログラムの仕方を忘れてしまったとまで言いだす始末


ついでにもう一人、若い方とも話をしました

若いほうが日本語能力が高く、最初から彼が日本語担当、参っているシニアが実働担当という計画だったのですが、シニアがまったく働けていないので若いほうが全部やってしまっていました

若い方に確認しましたが、私の想定どおり、日本語の問題は全部若いほうが背負って、プログラミングに専念してもらえば何の問題もない現場ということ

そのくらいシニアのスキルは信用されているのでした


帰りの電車で考えていて、やっと思いつきました

これは鬱だ


いろいろ聞いて回ったところ思った通り、過去にも一度鬱で病院にかかっていたことがわかりました

天才肌で自由人的なところがある男なのですが、たった2人の現場、なれない大量の日本語ドキュメントにやられてしまったのでしょう

現場まで2時間以上かかるというのも、彼には負担だったに違いありません


次の日の昼休みに彼を再び呼び出しました

とにかく気持ちを軽くしてやること、そこから始めようと決めていました


出向先の上司には、最悪夕方まで戻らないかもしれませんと言い残して彼を連れ出すと、有無を言わさず2駅となりまで電車に乗りました

そこは最近できた大きなショッピングモールです

時間は調べてきたのですが、そこらへんは悟られないようにして、映画館に行き、2人分の席とポップコーンを買って「三銃士」を見てきました。ミラ・ジョボビッチの出てるやつ

まぁ、自分が見たかったってのもあるんですが


ちょうど良い具合に内容の軽い冒険活劇でした

見終わって、オフィスまで送っていく道すがら、言い含めました

まず、日本語のドキュメントを読むことを一切禁止します

若手をドキュメントだと思って、全部彼に聞きなさい


そして今日オフィスに帰ったら必ずやってほしいことがある

まず、若手に聞いて仕事をひとつ貰いなさい

そしたら、そのコードを書きなさい

コードは簡単なものでいい、1行以上5行以内

なんならコードを全部若手から教えてもらってもいい

できたら保存しなさい

今日はそこまで、それ以上のことをしてはいけません


会社に送り届けたら4時を過ぎていました

ついでに派遣先の上司の人と話をしてきました


実際のところ、2人はいい意味でも悪い意味でも大した仕事をしていたわけではないことがわかりました

初めての、オフショアの外注ですから、まぁ当然といえば当然です

会社の人がやっても終わるようなシンプルな仕事を外人2人にやらせて、どんなかんじか様子を見ようというプロジェクト

うちの会社としては、日本語ができる若手と技術がしっかりしているシニアを組ませたらまぁいいべ、くらいの見積もりで出したのですが、シニアのほうがやられてしまったわけです

若手は実直な青年なのですが、融通が利かないタイプです

与えられた仕事がくそまじめに終わらないのでパニックを起こしてしまった、というのが真相

会社の上司としてはシニアがうまく機能していないのはとうにわかっていた模様

予定どおりいかないなら修正案を出してくれればいいのに、いつまでたっても言い出さないからうかつに手も出せなくて困惑していたようです


さらに1日本社に呼び戻して事情聴取して、とりあえず会社側から出された数値目標はいったん忘れて、今残っている仕事を全部棚卸しなさい。できたら優先順位をつけて、高い方から順番に片づけていきなさいと指示を出しました


幸いなことに、シニアの鬱はあの日以来V字回復をして、一週間後には普通にコードをかけるようになっています

現状より悪くならなければいい、その間に病院を探そうとおもっていたのですが、素人療法がたまたまうまくいって、ラッキーでした

見てきました


前半、オーズ編はシンプルながら見ごたえのあるバトルシーンの連続

格闘シーンのクオリティはかなり高いんじゃないでしょうか

爆発、特撮に頼らず極力役者のアクションで見せようという意図と見ました

控えめなワイヤーアクションも好感触

オーズの追加ストーリーとして充分成立しています

今回はヒナちゃんがかわいい


後半、フォーゼはもうなでしこ萌え

AKB侮れないなぁメディア選抜外にこんなカワイイ娘抱えてんのかよ…とおもったらハロプロでしたw

とにかく萌えます、変身前、変身後とも

従来のライダーとはまったく狙いが異なってますが、そこはそれで一本筋が通ってるのでよし


両方とも過度に暗くないのでまぁ子供にも大した害はないでしょう

こどもに見せるものでないのはもはや仮面ライダー映画の常識ですが、今回はお父さんがオーズかフォーゼ好きなら見に行っていいんじゃないでしょうか


結論、

あるシニアエンジニアの扱いに困ってます


彼はこの会社の設立当時からいる古株、といっても30代のエンジニア

奥さんと日本に住んでいて、つい先日娘さんが誕生しました

エンジニアとしては、会社内ではトッププラス、とはいえ同い年の日本人エンジニアと比べたらごくごく標準的

給料は古株ということもあってトップランク、とはいえ日本人のサラリーマンエンジニアと同程度


さて、問題なのは彼の人間性

とにかくエラそう、というか会社内では誰も彼をいさめられる人がいない状況

そしてとにかく働かない

仕事を始めるときに「いついつまでにできる」という約束を一切しようとしないのがとにかく困る

どうやらそれがプロだと勘違いしている様子

確かにほかの連中のように意味も分からず言われたことにYesと言ってしまうのは問題なんだけど、かといってなんの約束もしないんではそもそも仕事が始まらないっていうことに気が付いていない

それはいままでビジネスの現場にいたことがないからで、要するに経験不足なんですが、本人は「俺はすごい経験がある」と思い込んでいるので話が前に進まない

約束をしないというのはつまり度胸がないということで、テクニックは人並みなのにとてもエラそうにあちこちにクレームをつける、しかも無精なので面倒な仕事は下に放り投げる、結果として人望がない

基本年功序列の縦社会であるあの国で、ここまで人望がないのは珍しい


結局文句ばかり言って結果が出ないというので、客先から返品されてきました

人望がないのでどこのチームからもお呼びがかからない

社長会長は彼を見放して、解雇通知を出しました

3か月猶予をやるからDDiamondの下で働け、結果が出なければ解雇


子供が生まれたばかりで解雇はいくらなんでも厳しかろう、彼程度のスキルと日本語力では日本で仕事を探すなんて不可能だし、なんとか使い道を考えようと努力しました


なんというか、挫折しそうです

俺はシニアだからコードは書きたくない、ビジネスはやりたくない、マネジメントもやりたくない、俺はハイスキルだから無責任に技術を教えるだけの仕事をしたい、するべきだ、なんとかしろ

お前はマネージャーとかエンジニアとかいう以前に人間としてバカですか?

いろいろなだめすかしたのですが、言い分を変える気配がないので仕方なく「私はまだ君にそこまでの力があるというところを見せてもらっていないので、証拠を見せてほしい。ただしそれまであなたはエンジニアとして動いてもらう。自分でコードを書いて、自分で試験をして、自分でレポートを書いてください。部下はつきません(でないとほかの人に迷惑をかけるから)」

レポートを私にさせるのは、年齢と経験的に彼に指示ができるエンジニアが私しかいないから

本当はPMに任せたいのに、PMクラスでは扱えないとかその時点ですでに組織に迷惑かけていることに気付くべきだろう君は


それでもちょっと目を離すとPMを翻訳にこき使おうとしたりとか、一生懸命作業しているエンジニアの気分を逆なでするようなメールを飛ばしたりとかいろいろ困ったちゃん


このままでは3か月待たずに解雇されそうです

奥さんと生まれたばかりの子供がかわいそう

なんとか自分の立ち位置に気づいてください

ばあちゃんが、親戚の一周忌に出るため、じいちゃんがショートステイに預けられることになりました

ええかっこしいのじいちゃんは人に世話されるのが苦手、きっと負担になっているはずです

休日に、こぞうを連れてお見舞いに行きました


実家から20分ほど、某大学藤沢キャンパスの近くにある施設です

インターホンを鳴らすと職員の方が迎えに来てもらいました

ホールではじいちゃんばあちゃんが静かにたむろしていました

楽しそうな空気はなく、かといって悲惨な風でもなく、ただただ淡々とした空気が流れていました

新築ぽい、南欧風のしゃれた施設でしたが、動物園のにおいがしました

ああ、人はこういうところで最後をむかえるんだなぁと、しみじみとしてしまいました


じいちゃんは4人部屋の片隅で静かに寝ていました

ひげをきれいにそってもらって、こぎれいにしていました


私が話しかけても反応が薄く、調子が悪いのかなと思ったのですが、こぞうが手を握ると満面の笑みを浮かべていました

あとで聞いたところどうやら私が来たのに気づいていなかったようです

ゆっくりボケできたのかもしれません

それはそれで、しあわせなのかもしれません

金曜日の夜に「完成した!週末にコード整理して終わる」という連絡がありました

2週間引っ張り伸ばした開発もやっと終わり、一安心です


…と思った私が甘かったです、例によって


月曜日、出社して確認するとまだレポジトリにコミットがない

あのやろう、まさかTomorrowって月曜日のこといってやがったか?!と軽く切れてメール

事態はもっと悪いことになっていました


日曜日にチーム3人来て作業中バグに気が付いて徹夜でなおしを入れていたということが判明

なんでもかんでも徹夜すればいいってもんじゃないんだよ?

怒れない分たちが悪い

そして相変わらずなにが起こってなににそんなに時間がかかっているのか不明

ちゃんと報告しろ

小学生かおまえらは


とにもかくにも問題は片付いたということなので、あとはQAが型通りの試験を通してくれれば終わり

本当はちゃんとプロセス踏んで、最終ビルドについてテストしなおすのが当然なんですが、こいつらのレベルで理解もできていないプロセスをやったふりするのももう限界

ありのままをお客さんにみせる覚悟はとっくにできてます


問題発生


お客さんからもらったテストコンテンツが半分以上失敗、ありていに言うとクラッシュ


たった9本のサンプルを、試しもしないでリリースしたのか貴様らは!!

なにをもって完成したってほざいたんだおまえらは?!

どの口がそんなこと言いやがった?!

お前らの仕事はなんだごら!


で、また徹夜をする連中に「がんばってね」しか言えない私

泣いていい?


就職決めました


最近忙しくて更新をさぼりまくっていました
一息つけたので順番に報告をしていきたいとおもいます


忙しかった理由は仕事です
4週間の小さいタスク、初めてのお客さんからもらえたテストのプロジェクトです
私なら一人で2週間あれば終わらせられる程度なのですが、用心してお客さんには3人月で申請、さらに会社内で1人とマネージャをつけるという鉄壁の体制をしいた…つもりだったのですが、大クラッシュをしました
結果論としてエンジニアのレベルが想像を絶して低かったのが一番の敗因ではありますが、エンジニアにその自覚がない、というか何をしたらいいかさえ理解していないのには開いた口が塞がりませんでした
文化的な問題なのだと思うのですが、日本のゆとり世代を超越したスーパー指示待ち集団なのです
現地のマネージャーはそこらへんを理解していて毎日小鳥を世話するように細かく砕いた仕事をちまちま与えているのですが、そんな流儀を知らない私はスタートから躓きました


さらに問題を悪化させたのはスーパー縦構造、コミュニケーションが縦でしか成立せず、私が指示した横の情報展開がどんなに言っても理解してくれません
2週間たって出来上がってきたものをチェックしてみたら「おまえそもそもプログラム書いたことあるの?」レベルのおそまつなもの
偶然、何かの間違いで動いているだけのパーツをもってここまでできていますという報告、仕組み自体を理解していないとしか考えられません
それでも彼らの理屈は「間違っていたら指示してください、チェックするのは上司の義務です」

3週間目になってもメインモジュールが動いていない、ていうかオープンソースなので切り取って張れば終わりなはずのモジュールが動かせていません

メインモジュールを動かすことだけに全チーム戦力を集中させ、その他の使い物にならないモジュールは全部私が書き直しました
本当に小さい仕事でよかったです

3人が4週間かかって書いた屑コードを5日で全部書き換えて、あとはメインモジュールがつながれば終わり、という段階になってもメインモジュールの組み込みは遅々として進みません
会社中のシニアエンジニアを全部巻き込み、CTOも巻き込み、お客さんにあきれられながら頭を下げ、それでも見え見えのメモリリークの対応に3日もかかるとかお客さんに説明するロジックが底をつき、どうにでもなれと思っていました


そんななか現地が大型連休にはいってしまい、エンジニア達はどうしても帰省しなければならなくなりました
この休みを外したら半年家族のもとに帰れない者もいます。日本とは事情が違うのです

日本にいる上級エンジニアに任せればあっというまに片付くさ、と思っていたら、こいつらも大したことがなく、しかも金曜日、現地に引き継ぎしないまま帰ってしまうという大馬鹿までしでかしてくれました


そんなこんなで大混乱しているとき、初めてのエージェントからコンタクトがありました
とんとん拍子で面接に進み、すぐにでも採用したいということにw
外資系のソフト開発会社で給料は今のざっと倍です
悪い条件はなにもありません


ただ...


今とても忙しく、一日でも早く来てほしい、できれば来週から
今の仕事は終わるかもしれませんが、さすがに引き継がなければならないことがいくつかあります
それはいくらなんでも急すぎませんか?


今の会社の社長にシチュエーションを報告して相談しました
競合できる条件を出していただけたら残ります、という問いには、会長と相談するけどおそらくこの金額は出せない、ということ
エンジニアの世界ではよくある話なので、条件のいい会社に移るのをとめることはできない
ただ、先方が私を指名して発注してきた仕事があるので、これだけはどうしても終わらせてほしい、ということ
実際妥当だと思いましたし、この人は大人だなぁと思いました


二次面接でそのことを正直に話し、どうしても至急私が必要なら年内50%50%で契約してくれないかと打診しました
そちらの会社の社長は「うちの半分しか出さない会社にどうしてそんなに義理立てするの?」と…それもまた社会人としては普通の感覚なのかもしれませんが…
でも一応は納得してくれた様子で、オファーメールを出しますとのことでした

しかし、その後エージェント(外人)から激しい電話メール攻勢が始まりました

「先方は落胆している、お前をいつまでも待っていると思うなよ(英語で)」
「お前の年でこんないい条件の就職が2度とあるとおもうなよ(英語で)」
「12月入社しろ、さもなかったらほかの候補者に取られるぞ(英語で)」
「ヨミウリの記事を添付してやる、早期退職したエンジニアの哀れな末路が書いてあるから読め(英語で)」


本当に、今の会社の今の金額で生活するのは難しいので、移動はするしかないと思っていました
しかし、今の仕事を放りだすという選択肢もありませんでした
どうやったら2社の仕事を掛け持ちできるか、そればかり考えて気が重くなっていました

新しい会社に契約に行く一時間前になって、今の会社から新条件の提示がありました
ざっくり金額は今の5割増し、日本の開発のトップのポジションを用意する、ささやかだけどストックオプションもあげる、いまはこれが精いっぱいなので、あとは一緒に会社を大きくしてほしい、という内容
新会社のオファー金額には満たないのですが、当座生活を維持するのはなんとかなりそうです

こうなると今度はエージェントの強引さと、その裏にある、来週から来いという先方の会社の非常識さへの疑問が

膨らんできました


ひめに電話して相談しました
結局んとこ好きにしろで終わりましたが

その後エージェントに相談、この時点ではもう新会社はどうでもいいと思っていました
とにかく来週から行くのは無理だからやめたい、といったら、電話の向こうで大慌てをした模様で急に声のトーンが変わり、1月入社ならどうだ?それなら可能性はあるのか?と聞いてくるので、それなら考えてもいいよーと返事して電話を切りました
先方会社の担当の人に今日はいけません、とメールして、オフィスに戻りました


昨日から客先で仕事をしています
とあるキャリアのシステムアプリの開発です
一緒に仕事しているのは、私のお気に入りの子、大変優秀なバングラ人です
私はマックがまったくわからないので、べったりついて教えてもらっています
掛け持ちしなくていいんだ、とおもったら仕事が楽しくなりました
今週末は休めそうだ、とおもったらまた楽しくなりました


というわけで、今の会社の社員になります