その後みんなで夕食を食べお風呂に入り本題へと入った。梨花は自分が殺される運命を話した。そして沙都子の叔父が帰ってくる事も。
沙「お、叔父様が帰って来たんですの?」
梨「はいなのです。沙都子を探しているのです。」
圭「沙都子の叔父ってどんな奴なんだ?」
魅「沙都子と悟史虐待してた最悪の男だよ。」
圭「虐待!?」
レ「一年前からね興宮の愛人の家にいたみたいなんだけど…帰って来ちゃったんだ…」
圭「でも、何でそいつが沙都子を探してるんだ?もう関係ねぇだろ」
梨「沙都子に家事をやらそうとしているのです。そしてこの運命を打ち破れた事は一度もないのです。」
魅「どうにかして沙都子の叔父を興宮に帰せないかな…」
圭「許せない野郎だぜ…沙都子を一年ほったらかしにしたうえに虐待までしてたなんて…」
梨「圭一。早まっては駄目なのですよ。殺せば良いなんて思ったら駄目なのです。」
圭「分かってるさ…」
沙「みなさま…お気持ちは嬉しいですが…私、叔父様に会ったら叔父様と暮らしますわよ。」
レ「駄目だよ沙都子ちゃん!今度こそ死んじゃうかもしれないんだよ!だよ。」
沙「私は強くなりましたの。にーにーに甘えないくらい強くなりましたの。だから大丈夫ですわ。一人でも大丈夫。」
黒梨「一人で堪えるだけが強さじゃない。もし、悟史が帰って来たとき貴方がボロボロだったら悟史は嬉しくないわよ。また自分のせいで沙都子がボロボロになったと思ってしまう。だから貴方は叔父から逃げずっと笑顔でいなければならないの。だから叔父のところに行くなんて言わないで。」
沙「…梨花…。」
梨花は沙都子に抱き着いた。すると誰かが玄関を叩く音が聞こえた。
圭「もしかして…叔父か?」
レ「ううん。それはありえない。北条家の人が梨花ちゃん家を叩くなんて村の人が許さないもの。」
魅「もちろん沙都子は別。梨花ちゃんが許したから入れる。」
梨「みー。僕が見てきますです。」
梨花は沙都子から離れ玄関へ向かった。
梨「みー。どなたです…あぁ…〇〇なのですか。どうぞ入って下さいなのですよ。にぱー♪」
梨花ちゃんは玄関を叩いてた人を家の中へ招いた。
梨「みー。この人が来てくれたのですよ。にぱー♪」
?「沙都子はいますかぁぁ!?」
その人は肩で息をしながら部屋に入って来た。







圭「梨花ちゃん家って…倉庫なのか?」
圭一は初めて梨花ちゃん家を見た。
沙「まぁ失礼ですわね。ちゃんとお部屋はありますのよ!」
圭「こんなところで一人で暮らしてるなんて寂しくないのか?」
梨「全く寂しくないのですよ。沙都子がいますですから。にぱー♪」
レ「沙都子ちゃんと梨花ちゃんは二人でここで暮らしてるんだよ?だよ?」
圭「二人で!?すげぇなぁ…ん?なんだ魅音?」
魅音は圭一の背中を叩いてた。
魅「あのさ…もう大丈夫…だからさ…おお下ろしてくれない?」
圭「本当に大丈夫か?」
魅「大丈夫大丈夫!!!だから下ろしてぇ…」
圭一は魅音を下ろし皆で梨花ちゃん家に上がった。
沙「皆様。お家の方に連絡を入れて下さいまし。心配されますわ。」
梨「みー。明日休みですから皆泊まっていくといいのです。にぱー♪」
圭「え!良いのか?」
梨「お風呂除いたり寝込みを襲わなかったら良いのですよ。にぱー♪」
レ「寝込み襲うって何の事かな?何の事かな?」
沙「圭一さんの不潔ぅぅ!」
圭「ま、待て!まだそんな事してねぇぞ!」
魅「おや?まだと言うことはしようとしたって事ぉ?」
圭「み、魅音!?復活しやがったのかぁぁ」
魅「くっくっく。レナ気をつけなよ。寝込みを襲われたら圭ちゃんのオットセイさん☆をおん持ちかぇりぃぃしていいから♪」
レ「はぅ!圭一くんのオットセイさん☆おん持ちかぇりぃぃ!!」
圭「レナ待て!これはおん持ちかぇりできねぇぞ!俺にくっついてるんだからなぁぁ!」
レ「はぅ~。だったら圭一くんごとおん持ちかぇりぃぃ!」
沙「ちょっと皆様お電話なさいませ!早くしないとお夕食は抜きですわよ!」
いつの間にか沙都子がエプロンを着て片手に包丁を持っていた。
圭レ魅「電話します。」
梨「みー。沙都子の脅しがきいたのです。にぱー♪」
沙「今日のお夕食は野菜炒めですわよ!」
圭「野菜炒めか!!ってか沙都子料理できるのか?」
沙「ま、まぁ程々には出来ますわ。」
梨「お味噌汁も作れない圭一とは違うのですよ☆」
圭「な、何故梨花ちゃんがそれを…」
黒梨「クスクス…貴方と何年の付き合いだと思ってるのよ…百年よ。知ってて当たり前じゃないの。」
魅音以外梨花ちゃんの言葉遣いに固まった。
沙「…梨花?」
梨「沙都子。台所を離れると危ないのですよ☆」
圭「あれ?今梨花ちゃんがすごく大人に…」
レ「うん…レナにも見えた」
魅「気のせいだよ。」
圭レ「だよね…」



梨「みー。」
梨花が魅音に言ったら駄目と目で訴えかけている。
魅「(…梨花ちゃんゴメン…おじさんやっぱり皆に言うから。)みんなに少し話しがあるんだ。聞いてくれない?」
圭「あぁ。当たり前だ。仲間の相談は何時でも何処でも受付中だ。」
レ「レナもなんだよ。だよ。」
魅「みんなありがとう。じゃあ話すね。おじさんが体験した前の世界の話しを。」
魅音は鬼隠し編の事、オヤシロ様の祟りの事、雛見沢症候群の事も全て話した。だけど沙都子がそれにかかってる事と梨花ちゃんから聞いたという事と死ぬ事と羽入の存在の事は言わなかった。
圭「お、俺が魅音とレナを…」
魅「圭ちゃん…ゴメン…おじさん達がちゃんと説明しなかったから。この圭ちゃんに言っても分からないかもしれないケド本当にごめんなさい。」
圭「…」
圭一は訳が分からず黙ってしまった。
梨「みー。僕は魅ぃの罪を赦すのです。」
魅「梨花ちゃん…」
梨「圭一は魅ぃの事を赦せないのです。魅ぃの犯した罪を知らないから。でも僕は赦す事が出来る。僕は魅ぃの罪を赦すのです。」
魅「…ありがとう…」
梨「僕は今まで戦う事を恐れ運命に立ち向かわなかった。でも魅ぃを見て目が覚めましたのです。だから僕も一緒に戦うのです。」
沙「…梨花は何を言ってますの?戦うとか戦わないとか。」
黒梨「私も沙都子を救いだすために戦うわ。だからみんなも力を貸して。そして私の死の運命を覆してぇぇ!!」
梨花は叫んだ。泣きながら叫んだ。すると誰が梨花の頭を撫でた。
圭「梨花ちゃんの言ってる事は俺にはちょっと分かんねぇが…運命なんて簡単に打ち破ってやるよ!!!」
レ「レナもちょっと今の話しだけじゃよく分からないかな?かな?だから今から梨花ちゃん家行こう。そこで話し聞くよ。良いよね?」
圭「俺は全く構わねぇぜ!沙都子だろ?」
沙「当たり前ですわ。…梨花…私、梨花に悩み事があるなんて全く知りませんでしたわ。本当にごめんなさい。」
梨「…沙都子のせいじゃないのですよ。だから謝らないで欲しいのです。」
魅「…」
圭「魅音?どうした?」
魅「緊張し過ぎて足が…あははは…」
魅音の足がガクガク笑ってる。
圭「はぁ!?ったくしょうがねぇなぁ…ほれ。」
魅「へ?」
圭「歩けねぇんだろ?おぶってやるよ。」
魅「えぇ!?良いよ…おじさん重いし…うわぁ!?」
圭一は無理矢理魅音を背中に乗せた。
レ「はぅー。照れてる魅ぃちゃんかぁいいよぉ!」