
今回のD1予選10会場の中でも一番エントリー数が多い関東地区、スタート前の選手控室を覗いてみると、人数の多さと、そのなかで一番をとる!!と意気込む熱気で既に圧倒されました。



床にマスキングされた四角形の小さなスペースが自分の表現のステージ。
やはり、他の会場よりも選手同士の距離が近く、より緊張感が増していたように思います。

『スタート』の合図で一斉に切り始める選手達、「えっっ・・・
」と思った後にはなんだか笑みがこぼれてしまいました。驚かされた原因、それは選手の迷いのない潔さです。
いきなり刈り上げる選手もいれば,腰ほどもあるロングヘアをざっくり切り込む選手、おでこが全開になるまでバングを切り始める選手。
このスタートの末はどうなるのか

選手達の頭の中にある設計図が目の前でどんどん形となって表れていきます。





40分のカットタイムが終了し選手は鋏を置きました。
一瞬ほっとした様子の選手、だが植村が1人1人のモデルをチェックし始めるとまた緊張が一斉に走りました。
「そうだ、まだこれからだ」
そんな表情が選手から感じられました。
10分間のスタイリングタイム、カットを活かすも殺すもこの時間で決まります。
アイロン、ドライヤー、スプレー、各々がイメージに向かいスタイリングを開始。
正直・・・,「カットだけの方が可愛かったのに・・・」と残念に思ったスタイリングもみかけられました。
やはり今!を感じる事,ここは外せないですね。

1分前、クロスを外しモデルを立たせる。
ここでまた、なる程そう来たか
と大感激
やはり,ファッションの力は大きい
トータルで見たモデルの迫力は何倍もかっこ良く見えました!

いよいよ結果発表。
『関東大会代表は2名選出します。』・・・・どよめきと拍手が起こりました。



関東代表は,山田敏弘さんと高橋亨さんです。おめでとうございます。
二人のクオリティーの高さに驚かされました。
しかし,お二人共に「課題がまだまだ沢山見つかりました」とのコメント

今後まだ成長していくのかと思うととても楽しみですね。



高橋さん

山田さん