生理の異常(54)糖尿病のこと | きらきらな日々を

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明日、心の空が晴れますように

2020年7月13日

2019年1月、治療でフリウェル(ピル)を飲んでいても、出血多量になり、産婦人科を受診しました。

その時、子宮鏡の検査にて、新たな子宮筋腫が見つかりました。
血液検査をしていただき、そこで生まれて初めて、HbA1cが高いことが分かりました。
再手術は糖尿病外来の予約をしてから、という話になりました。

帰り、その足で、かかりつけの内科に寄り、パニックを起こしながらも、内科主治医に説明しました。
「たった一度の数値で判断するのはよくないことなんだけど、」
と言ったあと、内科主治医はしばらく黙って考えていました。
「でも、HbA1cを下げないと手術出来ないだろうから、血糖値を下げる薬を出しましょう」
と、メトグルコという薬を飲むことになりました。

そのあと、私の希望で、子宮鏡下で子宮筋腫をかき取る再手術ではなく、全く別のMEAという治療を受けてみようと決め、転院します。
転院先で、話を聞き、色々考えた結果、MEAではなく、子宮全摘に決定しました。

転院先での血液検査では、HbA1cは少し下がりました。
メトグルコの効果もあったと思います。
手術も大丈夫でしょう、と言われ、入院、手術、退院と進み、退院後の経過もよく、元の産婦人科に戻りました。

それから内科では、血液検査を定期的にしていただき、空腹時血糖値、HbA1c共に、正常値が続きました。
2020年1月、一年間飲んだメトグルコは中止となりました。

ただ、飲まなくなったら、血糖値は再び上がるのでは?
それが怖くて、不安で、悩みました。

4月頃の検査を予定していましたが、今、高血糖なのではないか?と心配になり、3月に前倒しで血液検査となりました。

結果は正常値でした。

そして、6月。
新型コロナの影響で、ストレスを強く受けて過食していました。
そのタイミングで、検査しました。
今度こそ高血糖だろう、嫌だ、怖い、結果を聞きたくない!
でも、勇気を出して、内科に行ってきました。

結果は正常値でした。

???

もう一度勇気を出して、内科主治医に質問しました。

「糖尿病には正常型、境界型、糖尿病型とあると知りましたが、私は糖尿病型なんですか?」

えっ、という反応で、検査結果の経過のデータを見始めて、色々説明してくださいました。

ゆうこさんは経過をみる限り、糖尿病ではないと思いますよ。

「じゃあ、去年1月に産婦人科でHbA1cが高いと言われたのは?」

それは、一時的に高血糖状態だったのだと思いますよ。
ただ、そういう人は、将来、糖尿病になりやすいので、定期的に経過観察は必要ですよ。

・・・確かに、一年前、産婦人科で「これでは糖尿病になっちゃいますよ」とは言われたけど、誰からも、「糖尿病に決定ですよ」とは言われていません・・・
一年前、糖尿病外来もキャンセルになったし。

なのに、「もう糖尿病に決定なんだ」と一人で勝手に思い込み、衝撃を受け、絶望的になったりしていました。

目がかすめば糖尿病性網膜症を疑い、足の指先が痛めば神経をやられて最悪足を切断だと思い込み、気分が悪ければ高血糖なのではないかと不安にさいなまれ、とにかく、糖尿病というワードに振り回されてきました。

ストレスや肥満が悪さをするとのことなので、痩せましょう、と、遠回しに言われました。

帰宅後、色々考えました。

思えば、子宮筋腫が原因で、過多月経となり、ずっと治療してきました。
ディナゲスト、リュープリン注射、フリウェルなど、ありとあらゆるホルモン治療をしてきました。
その中で、多かれ少なかれ、体にストレスがかかってもおかしくないはずです。

ホルモン治療が直接影響するかどうかは私には解りませんが、もし膵臓に間接的に影響があったのなら、一時的にインスリンが減り、高血糖になっても、解らなくもない。

勿論、肥満もありますし、色んなことが重なったのでしょうけど、生理のことで辛い思いをしていて、精神的にも、肉体的にも、長く、大きすぎるストレスはあったと思います。

子宮を全摘して、子宮筋腫や過多月経に苦しむことは無くなり、そういう意味では、悩みから解放されました。

そして、一年半、勝手に思い込んできた、糖尿病ではないことも分かりました。

これからも糖質摂取には気を付けなくてはならないし、ダイエットも頑張らなくてはだけど、この一年半、糖尿病に悩まされてきたことから解放されて、それがいちばんホッとしました。

自分に可能で、効果の期待出来るダイエットを真剣に探そうと思います。