さよならHさん | きらきらな日々を

きらきらな日々を

明日、心の空が晴れますように

完璧にタイトル通りの心境でした。


4日に会う約束をしていて、その時に、「隠し事なし」の法則に則り、私の過去を話さなければいけない日がやってきました。


私の過去は壮絶で、とてもブログ上に書くことなど出来ないのでご想像にお任せしますが、Hさんには言わなくてはならない。


でも、人に聞かれては困る話なので、なるべく二人きりになれるところ。


最寄り駅の構造を考えた結果、カラオケボックスにしたらどうかと思いました。


で、今朝、提案メールを送り、「(リニア・鉄道館のツアーの申し込みをする)旅行社に行く前に話すべきかも?Hさんが聞いて、別れたくなったら正直に言ってください」と、覚悟を決めました。


私は、私の恋愛の過去を、Hさんに軽蔑されたらどうしよう、失ったらどうしよう。

だったらこのまま黙ったままでいようか?

でも、隠し事をしたまま、後ろめたい気持ちで彼の隣にいるのは、それも苦しく辛いことで。


付き合う前に、ちゃんと話せばよかった・・・。


Hさんは、ことの重大さに気付いたらしく、「4日まで待ってられないから、今日、会おう!」と・・・。


バスは間に合いそうにないし、駅まで歩くことにしました。

で、薬は忘れるは、ペットボトルは持ってないは、化粧すらしてないはで慌てましたが、こちらも急に今から会おう、となったから、仕方ないやと思って歩きました。


で。

カラオケ屋さんは11時から。

待ち合わせは10時32分。


・・・。


とりあえず持っていた色つきリップクリームだけ塗って、出迎えました。

待っている間、ウォークマンでさださんの「さよならさくら」を聴きまくっておりました。

Hさんは鉄道が好きなので、私も自然とこの曲を選んでしまいます。

切ない歌詩ですが。


彼が到着し、マックで、30分待つためにお茶をし、11時過ぎに向かいました。


カラオケボックスは、迷路のようで苦手。

帰巣本能ゼロの私には、悩む構造です。


しかし、何とかドリンクバーの位置とトイレの位置は把握しました。


で、話を始めました。

泣かないよう、冷静に話しました。


時々相槌は打ってくれますが、基本、黙って1時間半ほど、話を聞いてくれました。

やっと話し終えて、もう、別れるでも、嫌いになったでも、とにかく何でもいいから返事が欲しいと思いました。


心の中は、「さよならHさん」でした。


彼の反応は。


「よく、勇気振り絞って話してくれたね」って。

私が男性不振になってしまうのは仕方ないと思うよ、と・・・。


泣きそうになりかけたけど、我慢してました。

しばらくお互い黙っていたけど、それは怖くなかった。

彼の、静寂の中でも心が通っていればいいんだって言葉を思い出していたからです。


Hさん的には、やはり壮絶な話だったと言いました。

でも、私が過ごしてきた恋愛において、否定はしませんでした。


(こんな)私でいいの?と聞いたら、うん、と答えてくれました。


Hさんは、多分、心の中の全てを、私には伝えてないと思います。

不器用でもあり、恋愛に慣れてない部分もあるんじゃなかろうか?と・・・。


だけど、私は、そんなHさんが好きです。

今のHさんが、充分素敵です。


その後は、昼食にして、キリスト教の話をいろいろ直接説明してくれました。

結婚となった時は洗礼を受けてもらうけれど、付き合っている間は、異宗教同士でも大丈夫だと。

神様は許してくださるとのことで、それも安心しました。

結婚式は挙げれなくても、タキシードとドレスの写真を撮るのは構わないよ、と。

ただ、年老いた時、病気で先立たれては困るけど、でもダイエットは無理しない程度にね、と。

やりすぎて逆に病気になっても困るからって・・・。


だんだん縛りが緩くなっているような・・・?(苦笑)


ただ、結局、1曲も歌わずに帰って来ちゃったなぁ。

ちょびっとだけ、歌いたかったなぁ。


今度は、話だけじゃなくて歌いに、Hさんとカラオケに行きたいなぁ。


でも。

本当に、「さよならHさん」にならずに済んで、良かったです。