犬の想いで、、、その3<・>
マル
の子供たち![]()
が、あっけなく急性肺炎で逝ってしまった冬が過ぎ、、、
温かくなり始めた 3月の晴れた日、母が一匹の子犬を連れて帰ってきました。
えー
なに、、、どうしたの
めちゃ可愛い![]()
小さくてスリムな女の子。
キタキツネみたいにピョンピョン
飛び跳ねて、抱こうとしても、なかなか捕まりません。
部屋中を走りまわっていたかと思うと、急に コテン
と寝そべったり、、、
母の知り合いから譲り受けてきたという、2ヶ月の雑種犬でした。
妹と私は夜遅く眠たくなるまで、この子を取り合うようにハシャギまわりました。
翌日、学校から急いで戻ってきた私たちの楽しみは、この子の名前を決めること。
メイちゃん、カナちゃん、ルルちゃん、、、どれにする![]()
、、、と、町内の人が 「おじゃまさん」 と玄関の扉を開けた、、、その瞬間![]()
子犬が外に、、、
母は子犬を捕まえようと、後を追うように飛び出した、、、
母の叫ぶような声が聞こえた、、、
「待って
待ってくださいー
」
しばらくして戻ってきた母の両手の上に、くったりした子犬が、、、
玄関から飛び出した子犬は、立ち話をして止まっていたスクーターの下に潜りこみ、、、
母の叫び声を聴いたスクーターの持ち主は、キョトン
としてエンジンをかけてスタートした、、、
座布団の上にそっと横たわる、お腹を曳かれた子犬の虚ろな目、、、
ちいさく喘いでいた口から赤い血が流れ出て、、、動かなくなった。
「早く、お医者さんを呼んでよー
お母さん、お願いだから、、、
」
もうどうにもならないのは解っていても、そう言わずにはいられませんでした。
まだ名前も付けてあげてないのに、、、
母は、子犬と私たち姉妹に、何度も言いました。「ごめんね、ごめんね」 と。
あくる日の朝、学校へ行く前に、3人で庭の隅っこにお墓をつくりました。
妹と私のマフラーにくるんで、、、その頃はまだ珍しかったクッキーも一緒に。
私の覚えている限り、その後、誰も、この子犬の事件を口にしたことがありません。
それからの数年間、誰も犬を飼おうとは言いませんでした。
犬の想いで、、、その2<マル>
ジョン
が母の実家に帰ってから 3年が経った頃、私が小 1の秋のこと。
新しいワンコ
が我が家にやって来ました。
父は誇らしげに 『血統書』 なるものを私たちに見せました。
秋田犬・1歳・♂・なんとか(
)丸、、、白に近いベージュの毛並のデッカイ
でした。
なんとか、、、が思い出せないのですが、私たちはマル
と呼ぶことにしました。
朝 7時になると 『犬のお姉さん』 (アルバイトで
の散歩をする女性)がやって来ます。
当然、私も一緒に散歩に出かけます。
マル
の堂々とした姿に、、、惚れてしまうやないか~
、、、な私でした。
気は優しくて力持ち、カッコイイマル
でした。
1年ほど経った頃、、、彼が姿を消し、、、何でかしら
、、、
代わりに生後 2ヶ月ほどの子犬が 2匹![]()
やって来ました。
それはマルの子供だと聞かされ、マルと交換したというのです。
意味が解りませんでした。
どうやら、マルは種犬としての血統で、初めから決められていた事だったのです。
子供ながらに納得がいかず、父に抗議をしましたが、マルは戻って来ませんでした![]()
その冬、![]()
は風をひき、、、急性肺炎で、あっけなく、、、![]()
![]()
私にとって初めての子犬でした。
それはそれは可愛い
、、、マルが居なくなった寂しさを補うに充分でした。
その後マル
は、秋田犬のブリーダーの許で、沢山の子供たちをつくったそうです。
私にとっては、大人達に対して不信感を持った、初めての経験でした。
犬の想いで、、、その1<ジョン>
私は、1946年、、、そう、戦後翌年の生まれです。
その頃のワンコ達の名前の流行といったら、、、ジョン!
ということで、うちにもジョン
がいました。
ジョン
は、母の実家で飼っていた犬です。
3歳の頃の夏、うちの家に泥棒さん
が入ったことがありました。
その後、用心の為にと、ジョン
をうちに住まわせることにしたのです。
薄茶色♂中型犬雑種の彼は、賢くて優しい、頼りがいのあるイケメンでした。
しかし彼がうちに居たのは、たったの 1ヶ月、、、
彼は、 1ヶ月の間に何度も脱走を繰り返したのです![]()
夜の間に庭の塀の下の土を掘り、母の実家に戻ってしまうのです。
一本道で、歩いても 20分程度の距離でしたから、
なら数分で行けるでしょう。
彼の家は母の実家であり、お爺ちゃんとお婆ちゃんこそが彼の家族、、、
私たちは彼の望みどおり、元に返してあげました。
3歳の頃の私が、その頃の出来事を鮮明に覚えている筈がないので、、、
多分、両親の話を聞いたりして後付けしているのですが。
ジョン
は、その数か月後、お爺ちゃんとお婆ちゃんに看取られて天国に行きました。
子供の私には解らなかったのですが、もう 7~8歳だったようです。
ジョン
は、私が初めて接した犬でした。
彼は、私の犬好きを決定しました。
残念なことに、彼の写真はありません。
OMM ビル から~の♪
数日前、京阪電気鉄道が OMM ビルの運営会社の全株式を取得、、、の記事が。
OMM ビル、、、大阪マーチャンダイズ・マートビル、、、ですよね。
今から 45年前、出来たばかりのこのビルに行ったことがあります。
当時、私は 23歳、、、大学を卒業した翌年のことでした。
私の実家は、商店と自宅が一緒という商家です。
土日祝祭日も盆も正月も、客が押し寄せる、、、そんな環境で育ちました。
それが嫌で、私は 10歳の頃から一人暮らしに憧れていました。
「ねえ、お母さん、、、中学生になったらアパートで独り暮らしをしたいよ。」
「何を言うの
中学生って子供じゃないの
」
「だったら、高校生になってからでもいいよ。」
「だめー
大学生になったら考えてあげてもいいけど、、、」
当時はマンションなんて無くて、アパートでの暮らしがオシャレ、、、だったのです。
23歳の春、そんな私に、チャンスが訪れました。
60年代後半、京都にも本格的な分譲マンションが建ち始めました。
大手工務店によるマンションの一室を、私の為に母が購入しました。
高校生の弟と同居して面倒を見ること、、、の条件付きでした。
まあ、いいか、、、私たちは気の合う姉弟だったので、特に問題はありませんでした![]()
マンションで使うのに最適な、スタイリッシュな家具を見つけなければ、、、![]()
、、、と、出来たばかりの OMMビルの情報を得て、大阪まで向かいました![]()
国内外のシュウルームはヨーロッパ系の新しいインテリアで
、、、![]()
![]()
もう、即決でオーダーを入れました。
そこで選んだ家具のうち、今でも使っているモノが幾つかあります。
結婚後も、ずぅーと使い続けて、、、引越しも 3回、、、なんと 45年間も![]()
インテリア業界に力を入れ始めた 『セキスイ』 の新商品だった、ダイニングセット。
今年 1月の写真です。
グラスファイバーなので、今は屋上に置きっぱなしです。
そして、アクリルのローテーブル 2台は、、、
コの字型の低いテーブルを縦に立てて、、、ガラスの天板を乗せ、、、
なんということでしょう、、、
<DCVS.227>の顔になって、現役バリバリで役立ってくれているのです![]()
目覚まし!!!
2年半前にガラ
からスマホに替えた。
慣れない機種に、1週間ほど戸惑った。
そして数日前に、更に新しい機種に替えた。
古いスマホから電話帳データを移してもらっていると、テカテカとフラッシュ![]()
なんと、寿命が切れる寸前にデータを取り出すことが出来たのだ、、、ホッ。
ついでに目覚まし設定もしてもらった。
だって、新しいスマホに慣れるまで、数日間は神経を使わなきゃならないから![]()
まず翌朝に目覚ましが要るでしょ![]()
翌朝 6:50 聞きなれないサウンド、、、で、無事に起床![]()
![]()
翌々朝
がホッペに何度もタッチしてくるのを振り払い、、、起こすなって、、、
、、、と、、、掛け時計を見たら、、、は![]()
、、、8 じ~い![]()
なんてこった![]()
目覚まし設定がなされていたのは、翌日だけだったのだ、、、![]()
![]()
: だからさぁ、、、何度も起こしてあげたんだよ![]()
すやすや~
気ままに何処でも
なニャンコ![]()
ネコの語源は、、、眠る猫、、、ねるこ、、、ネコ、、、らしい。
夜中に
をいじってる私に付き合って、、、眠くてたまらんな![]()
ごめん寝
、、、もやってくれるし![]()
の寝顔には、癒されっぱなし![]()
天井に一番近いところで、、、きっと、こんな顔して![]()
今までに十数頭の![]()
![]()
を飼ってきた。
どの子であっても、亡くなるときには、いつも同じことを考えてしまう。
「もっと、こうしてあげれば良かった、、、ああしてあげればよかった、、、」 と。
飼い主とペットの寿命を考えると、多分この子が最後だろうな、、、
思い残すことがないようにしないとね。
なーんて思い浸っているのも知らずに、、、ホント
良く眠る
だ![]()
両替
チョット見たら、30分 ¥300- 1時間 ¥600- だと思うよね。
シッカリ見たら、15分 ¥300- 1時間だと ¥1,200- ![]()
清算時にビックリして看板を見直す人も。
数千円を支払うのに、一万円札を受け付けない精算機。
近所の店に両替をお願いしても、当然、応えは NO![]()
だって、両替をしてほしい人は一日に何人もいて、、、
それに応えていたら、釣銭のストックが無くなってしまうでしょ![]()
うちの店でも、よく頼まれます。
「パーキングのすぐ隣のお弁当屋さんで、お茶でも買われたらどうでしょう。
一万円でお釣りを貰われたらいいと思います。」、、、と、お返事します。
100m以内に、コンビニもスーパーもありますが、無駄使いをするのが嫌なのか、、、
「他に両替をしてくれる店を探します
」、、、と。
「多分、どの店も両替は出来ないと思います。店の釣銭が無くなってしまうので。
あちこち行かれている間に 15分過ぎたら、料金 ¥300-高くなりますよ。」
そこまで言わんと解らんのかい、、、いや、失礼。
: 皆さんも、コインパーキングの料金には注意してね。














が入りました




































