最初にうつの症状(眠れない、食欲が全くない)が出たのは、祖母と父が同時に病院に入院していた時期。

祖母は2002年12月、父は2003年1月に入院。

 

祖母の命も危ない時期があったし、父も肺がんの可能性が高くて、そうだと予後1年と言われていました。

そんな時に発覚した父の多額の借金。

 

毎日、仕事と祖母・父が入院している病院との往復で、自分のことをする時間は全くありませんでした。

 

その後、祖母の病状は回復。

父も気管支内視鏡、生検の結果、肺がんではなく、胸膜・胸椎の炎症ということで、徐々に病状は回復していきました。

 

でも、父の借金問題は、解決しない。

私は、ネットとかで、債務整理のことを勉強し、同じように家族の借金で悩んでいる方のHPを見て、掲示板で交流を持つようになりました。

父に債務整理(任意整理)を勧めて、父の知り合いの知り合いの弁護士さんに依頼して債務整理することになるまでに数か月を要しました。

 

債務整理が無事終わって、一時期、私が父のお金を管理することになりましたが、度重なる「お金を下ろして欲しい」という父の電話や訪問に、私の神経はすり減って行きました。

結局は、あまりにも電話とかが多いので、半ば私が怒って、父に自分でお金の管理をするようにお金を返したのですが、私のストレスや不安は、軽減しませんでした。

 

父からの電話や訪問が、もはやストレスというよりも恐怖になっていき、うつの症状も強くなっていきました。

 

でも、当時、看護師でフルタイムで働いていた私は、友人知人が精神科で働いていたりしたので、友人知人に患者としては会いたくないという思いが強くて、精神科に受診するということが出来ませんでした。

 

すごく辛かったけど、だましだまし過ごしていました。

 

あまりにも眠れないので、自分の勤務していた病院の内科外来で、たまに眠剤を処方してもらったりしていました。

体重も10キロ、急激に痩せました。

 

気持ちが沈んだり、不安が強くなったりもしていましたが、職場では元気を装っていたので、「最近痩せたけど、彼氏でも出来た?」なんて言われたりしていました。

祖母・父の入院を知っていた上司や同僚は、私がその心労で痩せたと思ったりもしていたけど、私がダイエットをしていると思っている人が多かったと思います。

 

ある意味、仕事に行っている時は、仕事に集中して、余計なことを考えなくても良かったし、仕事も楽しかったので、仕事中の方が楽でした。

 

でも、ずっとうつの症状が続いて、いよいよ自分でも、これでは、うつが全然良くならないって思ったので、Drが1人だけでやっている心療内科(事務員さんはいるけど、看護師は雇っていない)を受診することにしました。

電話から2~3週間待って、初診しました。(今ならもっと時間がかかると思います)

それが、2004年9月。

 

そこから内服治療が始まりました。

1年も経たないで、とても楽になりました。

 

もっと早くに心療内科なり、精神科なり、受診していれば良かったと思います。

あの苦しんだ長い期間は、その後の経過にも影響を与えたと思うし、本当に辛かったから・・・。

 

でも、結局、2005年10月、祖母が亡くなって、私はうつ状態が悪化(再発)してしまいました。

1回目のうつの時よりも、ずっとしんどかったし、回復に時間がかかることになりました。

 

そこからは、うつが良くなったり悪くなったりで、再発を繰り返して、反復性うつ病性障害になってしまいました。

 

 

私は、ずっと15年近くも同じ心療内科に通い続けましたが、途中からは、惰性というか諦めになっていたし、主治医への信頼感も揺らいでいたので、もっと早くに転院していたら良かったかも・・・と思います。

 

でも、その時は、長年診てもらっているし、それなりに信頼もしているし、今更他の病院やクリニックと言っても、どこにかかって良いかわからない・・・と思っていました。

それに、転院する行動力がないくらい、うつの調子が悪かった。

 

 

一昨年の精神科入院は、本当に私にとって大きな転機になりました。

あの時、命が助かって良かったと思っています。

 

そして、かかりつけを変えたのも良かったと思っています。