冷たく青ざめた床


真っ白な世界


風が窓を揺らす音


誰が何を話しているかまるで聞こえない


遠雷通りゆく街の片隅


今日もどこか


本当の姿がボヤける


吹き付ける風


身を切るように、街を景色をきりつけるように


静かな怒りの風


本当の姿を露にする


息をするのも忘れ


ぶつける風と街の擦れる音


静けさに包まれているのに落ち着かない


真っ白な世界


冷たく閉ざされた閉鎖空間………空間というにはあまりにも異様な場所


気が付くと僕は心に淀みを抱え座っている


何が起きたのかわからないまま、そこにいた


傷付いてもまるで痛みを感じれないまま感覚が薄れる


考えることも何もしないまま、次の痛みに似た感情を欲しがる


やる気だけが空回り


世界がスルスルと滑り落ちていく


気が付けばやっぱり変わらない日常


冷めたような場所、何か


二度とこの日のことは忘れない、ここが始まりの場所


誰にも声が届かず


世界がどんどん大きくなって、自分がやけにちっぽけに感じた


それとは裏腹に誰の心にも届け切らなかった悔しさだけがつのる


自分の声を出しきれなかった自分が悔しい


「崩れさる始まり」の日


この景色のワンシーンは何処へ繋がるのだろう


このピースはどこにいく


いまはこの答えは出ず


今までと少し違う


たった一つ置かれた


淀んだ景色/くすんだビジョンがそこにある


真っ青な「ほのお」

何度もループする度に通り過ぎるモニュメント


暗闇で見上げた摩天楼


現れる瞑俯の門


陸の孤島にそびえる扉


黒い姿を変えて何度も通り過ぎるそのモニュメント


何の意味、誰が何の目的で


心の中、そこにいつもそびえたつクロックタワー


振り切れないまま、ずっとまとわりつくモニュメント


「一つの欠片」が全てを無二返すことも次に繋げることもどちらもできる


なぜ今になって全てを放棄しようとするのか


何もかもを捨て去りたくなるのか……


たった一つ、けれどそれはあまりにも意味を失うには十分すぎる欠片


今、全ての仮面は剥がれおち、鏡は砕け


誰でもない一人でしかない


自分が誰かを取り戻すため


自分が何者かを示すため


最後にかける場所


何もなかったのなら


その時は何もなく全てを終わらせる


その全てをぶつける瞬間


何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も


ループする世界を終わらせるために


「一つの欠片」の裏と表


どちらも全てにかけるのなら、ぶつかるか


一人の孤独な戦い


一人の歴史と意味をかけた戦いがそこにある


この世界と扉の意味も全てをかけて


十も百も変わりはない


己の一つを投げ掛けることであれば


それはどんな時も1対1と同じこと


誰でもない自分として挑むしかない


たった一つとたった一人の孤独の戦い


そこに残るものは


景色のあちこちに紅き鼓動の音がする


流れゆく景色、雲の向こう蒼き世界が映る


越えていく時代、流れる雲に真実の鍵を隠して


果てぬ、まだ、越えていく時代の先か果て、


紅き鼓動が越えたがる空の向こうへ


終わらない明日へ


かざす天秤投げ捨て


ぶつかる鼓動だけを頼りに


時代の声と存在をその胸に灯し飛ばす先に


伝説と時代と魂が


残した存在だけがある
水面の模様


渇いた水の置き場


奥底に沈められた


奥底の記憶


飾られることもなく


ただ一人になることもない


決められた配列の先


沈めた記憶と水面に浮かぶ


何処へも行けず


先にも存在せず


消えずに残る


見えない水辺の景色


行方もわからぬままに


今もこれからも


雑音に掻きけされたまま


どんなに足掻いても


ずっと伝わらぬまま


何もなく今も


そこにあるのがただ


鮮やかな渇きに似た


どこにでもある景色


今も変わらぬまままに


ずっと消えずに残ってる


もうすぐ終わること


これからのこと


ずっとずっと先


どこに未来が


いつになったら


繰り返された日々


ヒールとピエロ


秩序と均衡


罰と罪


夜明けと夕暮れ


終わりから始まり


繰り返される歴史のページに終わりを


無くした命のメモリーに始まりを


いつも消えず、寂しくたたずむ、時の夕暮れ


そこがいつの時代の


どの場所の、誰の記憶かもわからないまま


記憶のメモリーはそこで途切れてる


瞑俯の果て


空と水面の景色が同じ姿に重なる時


姿も意味も価値も歴史も異なる存在が同じ時を生きる


やがてくる夜明けと太陽の沈む時を重ねながら


星の鼓動は瞬きに似た記憶


忘れられた旅人、旅路も元きた場所も忘れて


そこは孤独の地平線
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
〝〟
終演のロール


最果て


地平線の果て


世界と世界の狭間


どこでもない場所


音はしだいに少なくなり


世界はしだいに輝きと鼓動のボリュームを落としてく


何もかも全てがリセットされても


何もかも全てが巻き戻されても


何もかも全てが消しさられても


何もかも全てが役割を終えるかのようだ


ただ残っていた地図に行き先はない


時の流れに身を委ね


意識と世界が薄れていく


見たくない世界と物語


認めたくない偽りの世界が真実の街を飲み込む


何も聞こえず


何も触れず


何もかも全てが遅くなってしまった世界


明日の世界に自分がずっといない


昨日は自分だけが止まったままで動かない


なぜ今日の僕には聞こえない見えない触れれない歩けない壊せない開けない


夢の中で現実で日常で僕の中で何度も何度も何度も偽りと嘘をばらまく


僕はだれ


僕はホントは何がしたい


何がここにある


日常なんてここにいらない


いらないけど消えない


まだまだ終わらない


ずっとずっとずっと


終わらない終わらないけど意味がない


運命ってなくならない


記憶もデータも人間も過去も現実も無くすにはどうしたらいいのか


くだらない日々訳もなく


終わる


ゆっくりゆっくりホントに意味もなく終わる


何もなかった


それがこの日記の結末


二度と開かれない現実と嘘の中で意味もなく


何もかも全てがリセットされても


ずっと続くように


何かがずっと
















十年後と十年前に行ける切符があるなら


何もかも捨てて過去現実未来今………………………………………………色々なことを全て捨てさりたい



全て捨てで自分をなげすてて、何もかも捨てるだろう


「あの日」に僕が行って


全てを捨てるだろう、道もあの日の何もかも


ありとあらゆる全てを一つも残さず














絶望の未来の一片に触れ、全てを捨て去ることを受け入れる


何もかも全てを天秤にかけたのなら結末に選択はない


ここが始まりで結末


最初から僕はこの扉のある世界の中で動き回っていただけなのかもしれない


全てを捨て去る扉を開くことが何もかもと等しい






















結末は


黒い世界に意味はなく


灰色の海に陸の孤島


黒い霧に覆われた


隔離された世界