『国伝統的工芸品指定長崎県佐世保市特産の陶芸の里』



佐世保市うつわ歴史館

私の愛用の香炉の中で多く所有する三川内焼を知ることができる施設です。

やきものの歴史と三川内焼の製造工程などを、映像と模型を組み合わせて紹介していました。
佐世保市の泉福寺洞窟から出土した、世界最古とされる国指定の重要無形文化財である豆粒文土器をはじめとして、多くの古土器・陶器・磁器を展示しています。


所在地:長崎県佐世保市三川内本町289-1

電話番号:0956-30-6565

開庁時間:9:00~17:00

休庁日:年末年始

利用料金:無料

駐車場:有100台

交通アクセス:[JR]三川内駅下車 徒歩2分

         [バス]三川内本町バス停下車 徒歩1分









(古清水)色絵孔雀香合-38.2kb

古清水の名品です。

巧みな細工で孔雀を象った香合で、御室焼に通ずる作行きです。古清水通例のの上絵具で、全体を賦彩し、上絵具は透明感のある美しい状態に溶けています。






香道-1

香道とは一定の作法のもとに香木をたき、立ち上る香気の異同によって古典的な詩歌や故事、情景を鑑賞する文学性、精神性の高い芸道です。
香道では香りを「嗅ぐ」と言わず「聞く」と表現します。
現代の香道では、和歌や物語文学の世界を主題にした「組香」が主流です。
そこではいくつかの香木が焚かれ、香りを聞きわけあいますが、優劣を競うものではなく、あくまで香りで表現された主題を鑑賞し、その世界に遊ぶのが目的です。

現在は、三條西実隆を開祖とする「御家流(おいえりゅう)」志野宗信を開祖とする「志野流(しのりゅう)」が主流 になっています。
御家流は平安時代から公家たちの間で行われてきた香遊びを源流として 優雅さを尊び、 一方、武家を中心に広まった志野流は武家の格式を重んじるという特徴があります。

聞くところによると「香道」は「茶道」よりも格が上だといいます。
私の地方では志野流の教室がある程度でまったく未開の世界といえます。
詳しい方はどうぞ御教授ください(b^-゜)