入れ歯がくっつくのは、吸盤! | 愛媛の歌う歯医者 (奇蹟の口福デンティスト)

愛媛の歌う歯医者 (奇蹟の口福デンティスト)

四国の愛媛県東温市で駅前歯科医院を開業し30年になります。
コロナウイルスも含めて、細菌(ウイルス)は口腔粘膜を通して感染します。
肺炎(ぜんそく)の死の淵から奇蹟の復活をした歯科医が、幸せな生き方へのアドバイスがお伝えできたらと思ってます。

総入れ歯はなぜくっつくか?

 

それは吸盤作用と、上下の歯の噛み合わせ

 

入れ歯と歯茎の間にわずかな隙間があります。

その隙間に唾液が入って吸盤作用が働くのです。

ですから、もちろん

 

1、ぴったりしてないといけない

2、唾がたくさん出ないといけない

3、歯茎が柔らかくないといけない(歯茎のほうが吸盤)

 

そのために

1、歯医者がキチンとか型取りをして、技工士が上手に作らないといけない。

2、病気で薬を飲んでいると、唾の出が悪くなる。【歳とともに体は乾いてくる】

3、歯が抜けた後、適当に放っておかない。

 

入れ歯安定剤が売れているのも、この辺に問題がある。

きちんと入れ歯を作り

定期健診で隙間を亡くし

よく噛めて唾液の出も良い方は

ほとんど入れ歯安定剤を使っていない。

 

入れ歯安定剤を長期に使い過ぎて、上あごの骨に穴が開いた人がいる。

(極端な例ではあるが、それに近い人はたくさんいる。

インプラントもできない)

 

最悪である。

骨は増やせません!