心のよりどころ? | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

ユリゴコロ('17)

カフェを営む亮介(松坂桃李)の日常はある日突然崩れ去った
男手ひとつで育ててくれた父親が余命わずかと診断され、結婚を控えていた千絵(清野菜名)はこつ然と姿を消してしまったのだ

新しい家族を作ろうとしていた矢先の出来事を受けとめきれない亮介は、実家の押し入れで一冊のノートと巡り会う
「ユリゴコロ」と書かれたそのノートに書かれていたのは、美紗子と名乗る女(吉高由里子)の手記
人を殺めることでしか自分の生きる世界と繋がることができない女性の衝撃的な告白だった

そんな美紗子もやがて洋介(松山ケンイチ)と運命的な出会いをし、「愛」というこれまで知る由もなかった感情に触れることとなる
しかしそれはさらなる悲劇の幕開けにすぎなかった

自らの失意の中、美紗子の人生の奥深くに触れていくにつれ、次第にその物語が創作だとは思えなくなる亮介
いったい誰が、何のためにこれを書いたのか
なぜ自分はこれほどまでにこの手記に惹かれるのか
そして機を待っていたかのように、千絵のかつての同僚だったという細谷(木村多江)が、千絵からの伝言を手に亮介の前に現れた…

監督は熊澤尚人
主題歌はRihwaの『ミチシルベ』

 

オナモミがカギ…
どうも!福岡市博多区中洲に在るbar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

人間の死を心の拠り所にして生きる悲しき殺人者の宿命と葛藤を、過去と現在を交錯させながら描いた、沼田まほかる原作のサスペンスストーリーです

全体的に暗い作品なのですが、吉高由里子はじめ、松坂桃李、松山ケンイチ等の演技力でどんどん作品に引き込まれていきました

リストカットのシーンはちょっとえぐ過ぎたけど…(-_-;)

★★★☆(5つが最高)

 

 

 

 

 

 

「人気blogランキング」に参加してます
面白いと思った方はクリックお願いしますm(__)m by おかも →ココ