「命の水」という意味 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

オー・ド・ヴィ オー・ド・ヴィ('02)


北海道函館
バー『フィニステール』のバーテンダー、順三郎(岸谷五朗)は、馴染みの酒屋の店主、群造(寺田農)が作る密造酒で憂鬱な気怠い夜を紛らわせる日々を送っている
一方、フランス料理店『ラ・テール』の見習いシェフの火露見(小山田サユリ)は、一流シェフの井ノ上(松重豊)の異常な性癖に辟易しながらも、彼から離れられないでいた


ある夜ふたりは出会い、急速に惹かれ合っていく
そして、それぞれの呪縛を解き放とうと、火露見は井ノ上に大火傷を負わせ、順三郎は母のあやこ(鰐淵晴子)との肉体関係を清算しようとするのだが、ショックを受けたあやこが自らの命を絶ってしまう


後を追うべく、女が飲むと死ぬと言われる酒をあおる順三郎
翌朝、浜辺で目覚めた彼は火露見と朝食を摂り別れる
その夜、火露見は形勢の逆転した井ノ上にまっとうな人生を調教し、順三郎は常連と新しい酒のボトルを開けるのだった…


監督は「Jam Films/けん玉」の篠原哲雄


見た事ない酒瓶ばかり出てきた…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


函館を舞台に心と体に傷を持つ男女の愛の行方を描いた官能ミステリーで、2000函館港イルミナシオン映画祭第5回シナリオ大賞グランプリを受賞した鵜野幸恵の脚本を基に、鵜野自身と篠原監督が共同で脚色した作品です


原作者の鵜野幸恵さんは元バーテンダーだっただけに、マニアックな酒ばかり出てきて興味をそそられたのですが、ストーリー的にはちょっと…って感じでした
シェフ役松重さんの演技は良かったんだけどな~(^_^;)


劇中出てくるお酒:コックレル カルヴァドス・ヴュー、デュクロー社マール・ド・シャトー・ヌフ・デュ・パプ、トレヴィエイユ・オー・ド・ヴィ・ド・シードル・ド・ブルターニュ、モロゾフ・ウォッカ120、グレン・アルバ、エギュベル・ウォッカ(※DVDの特典メニューより引用)


★★(5つが最高)


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