象がのんびりと草を食む、アフリカのとある場所
大臣ヴァンサン(セヴラン・ブランシェ)は、この某国との友好のためにここにやってきた
平穏な日々を送っていたヴァンサンだが、ある日不当解雇を巡って民衆のデモが起き、そのきっかけとなった発言をしたという理由で辞職させられてしまう
バッグひとつで追い出されたヴァンサンは、別れた妻の元に行くが相手にされない
家も金も失ったヴァンサンに母親(ミシェル・ピコリ)は、昔住んでいたアパートの鍵を与えた
しかしヴァンサンがアパートに行ってみるとそこはアフリカ人たちに不法占拠されていた
踏んだり蹴ったりのヴァンサンを助けてくれたのはロシア女性、そして昔の友達
ヴァンサンは友達と飲んだくれながら、大臣生活とは全く違うこの生活も満更ではないと思うようになっていく
やがてアパートを不法占拠していたアフリカ人たちも機動隊に追い出され、部屋はヴァンサンに戻ってきた
そして庭師の職を得たヴァンサン
木を植え、芝を刈っているヴァンサンの元に、彼の後任として大臣になったものの、同じように更迭された男が現れる
「元気かい?」と声をかけながら酒とタバコをすすめるヴァンサンには、男を恨む気持ちなど無かった
ヴァンサンの実家では今日もガーデンパーティーが行われようとしている
テーブルの周りにはヴァンサンと彼の母、そしてヴァンサンを巡る女たちが集まって楽しそうにグラスを交わすのだった…
監督は『素敵な歌と船はゆく』『月曜日に乾杯!』のオタール・イオセリアーニ
来週は久々の試写会です
どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)
突然大臣の職を追われ仕事と金を失った主人公が、改めて人生の本当の豊かさに気づき
生きていることの幸せとは何かを描いた作品です
と、彼が大臣であろうがなかろうが関係なく自然体で接してくれる旧友、旧恋人、親族たちの暖かさが伝わってきました
でも、話の流れがちょっとゆるすぎかな~(^_^;)
★★★(5つが最高)
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