ある夜、警視庁捜査一課の岡田警部補が殺害され、拳銃が奪われた数日後、秘密賭博場が襲われ、暴力団三人が射殺され、テラ銭三千万円が奪われた
その時に使われた拳銃は岡田警部補のものだった
伊達邦彦(松田優作)は、通信社のカメラマンとして、アンゴラ、レバノン、ウガンダなど血と硝煙の戦場を渡り歩き、帰国して退社した今、翻訳の仕事をしている
戦場でめざめた野獣の血、巧みな射撃術、冷徹無比な頭脳の持ち主である
岡田警部補の部下だった柏木秀行(室田日出男)は執念深く事件を追い、長身でガッチリとし体の男という容疑者像を割り出し、伊達の尾行を始める
柏木の尾行をよそに、伊達はコンサート会場で華田令子(小林麻美)に接近したり、優雅な日々を送っている
暫くして、伊達は次の行動に移った
高級宝石店の店員を支払いをするからと銀行に呼び出した店員が預金カウンターに近づくと、伊達は係の女性に、『前にいる男に金を渡せ』と電話をした
係員の防犯の合言葉で、何も知らない宝石店の男は、組み伏せられ、1分30秒後にパトカーが到着した
これは銀行の防犯体勢を調べる伊達の実験だった
大学の同窓会に出席した伊達は、そこで、自分と同じ野獣の血を感じた真田徹夫(鹿賀丈史)と出会い、彼を仲間に入れる
伊豆山中での拳銃の練習。真田はアッという間に腕を上げた
同行した恋人の原雪絵(根岸季衣)が邪魔になった真田は、伊達に促され動く標的として、彼女に銃口を向けた
ついに銀行襲撃は決行された巧妙に逃走する伊達と真田、それを追う柏木銀行に居合わせた令子も射殺して、伊達は野獣のみちを突き進んでいく…
原作は大藪春彦、監督は「薔薇の標的」の村川透
メリー・クリスマス!
年内は30日まで休まず営業します
どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)
今年で没後20年という事で改めて観てみました
簡単に言えば戦場で死線をかいくぐってきた通信社の元カメラマンが緻密で冷徹な完全犯罪を計画するという内容なんですが
この作品の為に8キロも体重を落とし、頬をこけさせるために奥歯を4本抜いたという話も聞いたことあり、まさに松田優作が演じたハードボイルド映画の最高傑作だと思います
室田日出男演ずる刑事に追いつめられた列車内の場面で、「リップ・バン・ウィンクルの話って知ってます?」と語るその演技はかなり不気味でした(^_^;)
ちなみに、この話の中でカクテルの『XYZ』が出てきます
共犯役の鹿賀丈史の演技も良かったし、恋人役の小林麻美も美しかったです(^_^)
★★★★★(5つが最高)
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