1965年、UCLA映画科の学生ジム・モリソン(ヴァル・キルマー)は目の前を行く少女パメラに(メグ・ライアン)一目惚れし後を追ううち彼女が住むヒッピーのたまり場に入り込み風変わりな出会いをする
その頃のジムは授業で自作の映画を上映していたが教授や同級生から酷評を受け学校を中退する
しかし、自らのバンドを持ち、すでにLAで活躍していた学生レイ・マンザレク(カイル・マクラクラン)により詩人としての才能は高く買われていた
ある夜パメラの寝室に忍び込んだジムは、彼女を月夜の散歩に連れ出し
愛の詩をささやき、パメラを夢心地にさせた
ジムはラブ・アンド・ピースの裏側にある暗闇や混沌を詩の世界で綴り
それがロックという音楽になった時、それは一気に時代の空気を形にした
こうしてジムをボーカルにバンド「ドアーズ」が生まれた
「ハートに火をつけて」をひっさげたドアーズは、ライブバンドとして頭角を現わし
同時にジムの人気もうなぎのぼりとなっていった
次第にドアーズは暴動を扇動するバンドと受け取られ、ジムは反逆の教祖(カリスマ)に祭り上げられていった
だが、音楽と詩によってその向こうにある何かを模索しようとするジムの行為は、やがて彼の詩を理解しようともしない大衆と衝突する
コンサートのキヤンセル、ステージでの猥褻行為による逮捕、起訴とますます破壊的な色彩を濃くしていくジムは、もはや道化を演じる詩人に過ぎなかった
同じころパメラもジムの奇行に悩み、怒鳴りあい、傷つけあうが、2人の絆はそれ以上のものがあった
ジムが天才であることを知るパメラは、彼のいる高みに自らも近づこうとした
ジムも機嫌のいいときはよくこう言っていた。「俺は詩人で、パメラはミューズ(詩の女神)だ」と…
1971年7月3日。パメラと住むパリにアパートの浴室でジムは心臓発作のため27年の生涯を閉じた
その3年後、パメラも自殺した
こうして2人の愛、そしてバンド「ドアーズ」は永遠の彼方へと過ぎ去っていったのであった…
監督は「7月4日に生まれて」のオリヴァー・ストーン
結成当時、私は幼稚園の年長さん…
どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)
伝説のバンド「ドアーズ」のボーカリスト、ジム・モリソンの疾風のごとき生涯と
彼を支えたパメラとの愛情をドアーズの音楽とともに描く青春映画です
学生時代に観た事があったのですが、20年以上ぶりに再度観てみました
当時はパメラ役がメグ・ライアンだったとは全然知らずに観てました(^_^;)
ロックが好きな老若男女はぜひ一度ご覧あれ!
★★★★(5つが最高)
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