６月５日(木)「スモール･バッチ･セミナー」＠福岡山の上ホテル
当日はマスターディスティラーでジム･ビーム家７代目のフレッド･ブッカー･ノウ三世を講師に迎えて
ジム･ビーム社の『スモール･バッチ』のセミナーがありました
スモール･バッチ･シリーズとは、ジム･ビーム社が世界に誇る
｢ベーシル･ヘイデン｣｢ノブ･クリーク｣｢ベーカーズ｣｢ブッカーズ｣という４種類の少数限定生産のハンドクラフトバーボンの事です
先ずは、ジム･ビーム家の歴史や製造工程の説明があり、お待ちかねの試飲…(^_^)
最初は｢ベーシル･ヘイデン(BASIL HAYDEN'S)｣
熟成は８年間、アルコール度数は40度で手作業で瓶詰めしているそうです
スパイシーな香りと味わいで、後口もすっきりしています
続いて｢ノブ･クリーク(KNOB CREEK)｣
アブラハム･リンカーンが少年時代を過したノブ･クリークという地名から命名したこのお酒は
９年間熟成の後、アルコール度数50度で手作業で瓶詰めしているそうです
度数はちょっと高いけど、ほんのり甘くフルーティーな味わいです
次は｢ベーカーズ(BAKER'S)｣
ジム･ビームの兄弟の孫にあたるベーカー･ビームの名前から命名されたこのお酒は、
ジム･ビーム家ファミリーレシピから製造され、何世代にもわたり受け継がれてきた独特の酵母を使用しているそうで
熟成は７年間、アルコール度数は53.5度で手作業で瓶詰めしているそうです
口当たりもよくコクのある味わいでした
最後は｢ブッカーズ(BOOKER'S)｣
醸造の名匠ブッカー･ノウの名前から命名されたこのお酒は
精製や濾過を行わず、樽から出してそのまま瓶詰めされる世界で唯一のバーボンで
熟成期間はブッカー自身が判断(標準６～８年間)し、樽での度数のまま瓶詰め(60.5～63.5度)されてます
流石にここまで度数が高いと昼間だけにそのまま飲むにはちょっと辛かったので
少し加水したところ、フルーティーの中にもタンニンの渋みを感じる味わいでした
以上4種類のプレミアムバーボンを試飲した後、ホテルの中庭でちょっとしたバーベキュー･パーティー(^_^)
あいにく、天気はうす曇で福岡タワーやYahoo!ドームは少しかすんで見えました
先ずはミント･ジュレップで乾杯した後、フレッドご自慢のレシピ、シリーズ最上級品｢ブッカーズ｣でフランベした肉を私達にサービスしてくれました(う～ん、凄い贅沢…^_^;）
私も良い感じで酒がまわって一緒に写真撮影(^_^;)、お土産には彼のサインが入った特製ボトルまで…
いや～、満足＆満腹のセミナーでした(^_^)
