リージョナル?ジェット産業(フジドリームエアライン) | dogdog

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社会風刺をするつもりはなく、本当にどうしたらいいか考えてみてもいいかなあ、というアプローチです。



フジドリームエアライン 2009年7月23日初就航。
母体は鈴与。資本金は4億9300万円で、ほとんどが機体購入に利用される。

この会社は最後の地方空港と言われる静岡空港が出来るに際し、与平社長(元慶応大学航空部のトップダウンで設立に至る。地元への恩返し的な位置づけ。

ただ、収益へのこだわりはあり、大手に対し効率のいい小振りな機体利用と地元人材利用でのコスト効率化を差別化要因としている。
 社長のインタビューでは「基本的には客室乗務員も職員もパイロットも、自宅から通いなさい、勤務が終わったら自分の車で帰りなさい、という考え方です。送りも迎えもなし。今は、立ち上げですし、甘やかされたJALやANAのパイロットがいますから、全員がそうとはいかないんだけれど、いずれは全部徹底する。外国では、みんなそうやっているわけですから。」との話も。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090731/201451/?P=1


飛行機路線単体の収益ラインは65%~70%らしく、ここがKPIになってくる。
直近は達成傾向。



発足当初は静岡→熊本(ホンダの工場をつなぐ)、静岡→鹿児島(遠洋漁業拠点)などFrom静岡を強く唱っていたが、現状の主要路線は名古屋小牧になっている。



★さて今後の課題を掘ると
①「静岡県、転出超過6892人 全国ワースト2位」
http://www.at-s.com/news/detail/925651318.html
の状況から静岡というマーケットをどう捉えるかが問題点。

→これは小牧発の増便の方向になるだろうと考えられる。

②搭乗率の極大化、搭乗単価維持
法人向けの営業が肝になる。営業活動の設計、商品パッケージ化が必要だろう。

③言わずもがなコスト削減
シーンは、集客・乗員・整備・採用。
すべてで対策が必要になってくるのだが、KPIを時間と置けば解決方向は見える。
集客:集客期間の減少→リテールは友の会。旅行会社は空き席町なので特別プラン以外は提供しない。
乗員:育成期間の減少。動画マニュアルとオンラインの育成テストなどどうだろう。
   大手の教育関係者を業務委託で利用する手は無い物だろうか。
整備:こちらも育成期間の減少。乗員と同じかと。
採用:地元出身航空関係者を何らかで組織化出来ないものか。エージェントと組むのも手だろう。

ただ、とにかく少なくなるパイを取り合う状況には変わりない。