英語学童のお迎えは、狭い入口に保護者が集まりバタバタしていて落ち着きがなく、ゆっくり先生とお話するという感じでもない。

その上、始めた時期がコロナ禍だったのもあり、実は奥の教室や授業の様子も直接見たことがなくて、学童が発信するブログに掲載された写真くらいでしか雰囲気が分からない。

そんなわけで、息子が本当のところ、どれだけ学童の教室で英語を話しているのか、楽しんでいるのかが分かっていなかったりする。

 

息子に尋ねても、あまり詳しい話はしてくれなくて、家では持ち帰る宿題(Reading)が難しいと文句を言う姿ばかり目にするので、どんなもんなんだろうかとちょっと心配な面もある。

(そのわりにブログの写真で見る息子はいつも笑顔で楽しそう)

 

そんな中、最近、お迎えの際に英検Jr.の申し込みの件で確認することがあり、先生と話をする機会があった。

その先生はこの4月から配属されたようで、初めて話す。

 

ニコニコ「あー、〇〇君のお母さんですねー。〇〇君、いつもすごく積極的に盛り上げてくれて、本当に頼りにしてます!」

あんぐり「ほんとですか!?家では、英語が難しいってよく言ってるんですけど・・・」

ニコニコ「いえいえ、すごくよくしゃべってますよー」

不安「そ、それって日本語じゃなくて・・・?」

ニコニコ「まさか!ちゃんと英語で話してます!」

あんぐり「ほんとですか・・・」

にっこり「もしかして、ちょっと気を遣ってくれてるんですかね・・・誰か発表する人って言っても、なかなか手を挙げないおとなしい子も多くて、そういうとき、〇〇君は率先して手を挙げて発表してくれるんです!」

 

そこに、別の先生も通りかかって「そうですよ!〇〇君がいると本当に助かるんです!」と言う。

 

またも!学校に続き、ここでも!息子、頼れるキャラ!!泣き笑い

 

 

 

別の日には、その日たまたまヘルプで来たという他の先生からも声を掛けられる。

「〇〇君、とっても元気で、授業中も一生懸命アイデアを発表してて、すばらしいお子さんですね!」

 

ど、ど、ど、どうした息子?そんなに英語がんばってたの??

家での息子からは想像できない・・・

 

彼は、ほんと空気を読むタイプなんだなあ。。

先生が「気を遣ってる」と言ったのはあながち間違ってない気もする。

自分が盛り上げねば、とちょっと無理をしてでもリーダーシップをとろうとするのは、なんか・・・私と似てるんだよなあ。

 

私も子どもの頃からそういうタイプだったし、なんなら今でもそういうタイプだもんなあ。

そして、先生やクラスメイト、上司、同僚、みんなに頼られる。

 

それが別に嫌なわけじゃないんだけど、なんだけど、それはそれで結構疲れるのよね。

 

それで、夜、息子に訊いてみた。

ひらめき「みんなを盛り上げよう、自分ががんばらなきゃってやってるのは、そうすると自分も楽しいから?それともほんとは嫌だったりする?」

にっこり「・・・まあ、楽しいよ」

 

そっか。それならいいんだけど。

 

とはいえ、外でそれだけ周りに気を遣って、張り切ってるなら、家ではわがまま言いたくもなるかなあ。

文句言ったり、だらだらしたり、やりたいように言いたいようにしたいかなあ。

 

家で言う文句がすべて本心かというとそうでもなくて、ただちょっと言ってみたいんだよね、たぶん。

外では言わないから、文句もちょっと言ってみたい。

 

そういう気持ちも分かる。分かるよ。