4月3日ちはるの映画紹介「娼年」
◆娼年 監督:三浦大輔 出演:松坂桃李、真飛 聖、小柳 友、西岡徳馬、江波杏子 ほか ●ストーリー:森中領(松坂桃李)は東京の名門大学生だが、バーでのバイトに明け暮れ無気力な 生活を送っていた。ある日、御堂静香(真飛聖)という美しい女性がバーに現れる。 「女なんてつまんない」という領に、静香は「情熱の試験」を受けさせる。静香が手掛 ける会員制ボーイズクラブに入るための試験だった。入店を決意した領は翌日から 娼夫・リョウとして仕事を始めた―石田衣良さんの小説が原作の超問題、話題作。2016年には、松坂桃李さんの主演で舞台化、センセーショナルな内容で全公演即ソールドアウトになるという伝説の舞台になりました。「シンケンジャー」の「殿」がまことでさに体当り過ぎる演技!!全編通して、性描写が多いにも関わらず「エロス」を感じさせないところが凄いですね。様々な女性を受け入れることで、リョウはどんどん成長していく。また、リョウとかかわった女性たちも自分に満足して生きていけるに違いないと思います。人に言えない性への考えや性癖を、自ら受け入れることで、自分自身を開放できる…ある意味、リョウのような存在は必要なのだと思いました。「娼年」は、4月6日(金)からディノスシネマズ札幌劇場で公開になります。