[創作] キスの日 | てんじゅのひとりごと

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主にイケメン王宮の呟き、自身の創作のブログになります。私自身、妄想好きなので創作は暴走するかもしれませんが、そのあたりは温かい目で見て頂けると光栄です。最近はイケミュをきっかけにRush×300の結城伽寿也君にもハマっていますwww

前回の記事からかなり時間が空いてしまいました(^▽^;)

気付けばもう5月終わり・・・。

諸事情で今月の1/3は寝たきり状態になってしまい全く動けない状態に・・・。
最近ようやく動けるようになってきました。

精神的なものからしばらく創作からも離れていましたが書いてみたい!!と思えるテーマを見つけたのでリハビリがてら書いてみました。

5/23は「キスの日」だったそうで( ´艸`)♡

なので王宮アランでバーっとワンライ並みにアラン目線で書いてみました。
そんな感じで書いたものなのでクオリティーは低いですwww

ではどうぞ~(*^▽^*)


キスの日

新緑の眩しい季節。まだ初夏と言うには少し早く、しかしここ数日は真夏を感じさせる程の気温が続いている。アランは久しぶりの休暇となったアリサを連れ出して城下を訪れていた。
久しぶりに過ごす二人の時間。アリサとこうして二人で肩を並べて歩く事もどれくらいぶりになるのだろう。思い出せない程にそれまでお互いに忙しい日々を送っていた。繋いだアリサの柔らかな手の感触に安堵感さえ抱く。

(やっぱ、こいつの隣は落ち着く・・・)

横目でチラリとアリサを見下ろしながらふっと鼻で笑うとそれに気付いたアリサが不思議そうな顔でアランを見上げる。

「どうしたの?アラン・・・」
「何でもない」
「もしかして・・・思い出し笑い?」
「違う・・・」
「ふーん・・・」

口を尖らして何処か納得のいかない表情を浮かべながらもアリサはアランの言葉を聞き流す。隣を歩くアリサは久しぶりに訪れた城下のマーケットを見回しいろいろな店で立ち止まり並んでいる商品を手に取り眺めているその横顔は楽しそうだった。そんなアリサを見ているとアラン自身も連れだした甲斐があったと思えた。

真夏の様な日差しがジリジリと照りつける。夏はまだ先だと言うのに連日このような暑さが続くとさすがに体に堪える。

「なあ、ちょっと休憩しない?」

広場まで歩いた所で木陰になっているベンチを見つけたアランが顎でクイっと指し示す。

「うん。そしたら少し休もうかな」
「じゃあ飲み物買ってくる。何が良い?」
「そうだな・・・でもアイスも食べたい気もするんだよね」
「欲張りな奴。分かった、そしたらどっちも買ってくるからここに居て」
「うん。ありがとう、アラン」

アリサの少しの我儘も聞いてやりたいと思う自分に内心呆れる。でも今はアリサとの時間を楽しみたい、大切にしたい・・・。それが最優先事項だ。
アランは足早に露店へ向かった。

暫くしてアランはソフトクリームとドリンクを両手にアリサの待つベンチへと戻って来た。
ソフトクリームを差し出すとアリサは満面の笑みを浮かべた。

「ありがとう、アラン」
「ああ・・・」
「美味しい・・・」
「それは良かったな」

嬉しそうにソフトクリームを口に運ぶアリサをアランはあえて知らん顔をしながらも横目でチラリと見る。

(少しは気分転換になってるみたいだな・・・)

ストローを咥え飲む振りをしながらアランの視線は無意識にアリサの口元に向いていた。
ペロっとソフトクリームを舐め取るアリサの舌。

(・・・っ)

その仕草にアランの胸が急に高鳴る。アランの視線に気付いたのかアリサが振り返った。

「あっ、ごめんアラン。アイス食べる?」

自分が思っていた事と見当違いな事を言い出したアリサにアランはクスッと笑い、気持ちを誤魔化すように差し出されたソフトクリームにパクっとかじりつく。

「美味い」
「ねえアラン・・・私も少し飲みたいな」

ドリンクを差し出すとアリサはストローを咥える。その時もやはりアランの視線はアリサの唇に向いてしまう。

(やばいな・・・)

その時、アリサが持っていたソフトクリームが溶け出しアリサの指を伝って滴り始めているのが目に入った
アランは反射的にソフトクリームを持っていたアリサの手首を掴み指に舌を這わせて滴るクリームの筋を舐め取った。アランのその仕草にアリサは硬直し顔を赤らめる。

「ちょっ・・・アランっ」
「アイスが溶けてる・・・」

真っ赤になったアリサにアランはペロっと唇を舐めて上目遣いで悪戯めいた笑みを向ける。

(本当にこいつはこんな事で顔真っ赤にしやがって・・・)

こんな反応をされたらもっとアリサを困らせたくなる。

(こいつに触れたい・・・)

「アリサ・・・」

顔を寄せて鼻先が触れそうな距離で愛おしそうにアリサの名前を囁く。
そんなアランの気持ちを察したのかアリサの瞳がゆっくり閉じていく。

(アリサ・・・)

互いの唇が触れあった瞬間にサーっと風が吹き抜けアリサの髪を揺らし、木陰を作っていた木々がサワサワと音を立てる。

求めあう二人を覆い隠すかの様に・・・。

~END~


お粗末さまでしたっ(;^_^A

何となく思いついた事を綴ったので文章に纏まりがなくてすみません・・・。

心が弱っている時はやはり「最愛の人」に慰めてもらいたいっ♡
って事でアランで書いたみたくなったのです(〃∇〃)

キス魔アランwが何を思ってプリちゃんの唇を狙っているのかを書きたくてアラン目線にしてみました( ´艸`)

でもいまいち中途半端な妄想しか出来なかったので伝わりにくいかも・・・(;´▽`A``


急に穴に落とされたような状況に陥りましたが、今は大丈夫。いろいろ自分なりに方法を見つけ、またいろいろな方々の助けもあって普通に笑える日々を送れています。手を差し伸べてくれた皆様、本当にありがとう!!

来月はFA展~♪

参加される皆様の作品を楽しみにしています!!そこでまた久しぶりに仲良し姫様ともお会い出来るといいな~♪


お読み頂きありがとうございました~ヾ(@^▽^@)ノ