★優しい気持ち★
毎日暑い日が続いていますが、愛結のご利用者様はとても元気に通所されています
暑くて食欲のない方に対し、ご利用者様同士「食べんと元気でんぞね」「もうちょっと食べちょきよ
」等と声をかけあう様子も見られ、ほんわかした雰囲気を見ることが出来ます
送迎車に1人乗車する場合、スタッフの支えが必要な方、一人で乗れる方、スタッフが2人介助で乗車する方、様々な心身状態の方が通所されています
乗車される際、ご利用者様の優しさを見ることが出来ました
下肢筋力が低下しているためふらつきが多く、自身でまっすぐ立っていることが困難な男性Kさんが、スタッフ2人介助を必要とするAさんが乗車する際、スッと手をさしのべてくださいました
Kさん自身、一人での移動が困難な状態ですがさりげなくさしのべたその手に大きな優しさを感じました
Aさんの後ろの座席には認知症のSさんが座っていたのですが、
Aさんが座ると後部座席から「首痛くないかね??」「寒くないかね??」とAさんの首を両手で支えてくださっていました
いつも多弁に自分の様子ばかり話するSさんは今日はAさんの介護に忙しそうな様子でしたo(〃^▽^〃)o
健康な方の中にも自分自身のことで精一杯の方が多いかと思いますが、自分自身自由のきかない身体状態で他者を助ける様子がすばらしいと思います
ケアする中で見えるご利用者様の優しさがとてもうれしく感じます
エッ? (;゜⊿゜)ノ マジ?
今日は元気だったお母さんが突然歩けなくなり、声が出なくなり、排泄ができなくなった方のお話を聞かせていただきました
つい3週間前まで自分で自転車に乗り、通院・買い物等をしていた方ですが、ある朝から心身機能低下が著しく現状に混乱したご家族の声はとてもリアルに心に響きました
ある日をさかいにどんどん変わっていく母の姿に驚く毎日の中で、市役所に相談し介護認定をうけるようすすめられ、いわれるままに書類を申請したとのことでした
現状として介護認定がおりるまで約1ヶ月かかります。
今回心身状態の低下が著しくみられるKさんにとって、今日と明日の変化はご家族にとって大きな不安かと思います
大きな不安につつまれたままの心境につらくなり、度々市役所を訪れ書類のすすみぐあいを尋ねたと話してくださいました
1日1日状態が悪化する母を自宅で介護し続けることを考えたそうですが、生活の為仕事を休み続けることが出来ず仕事しながら夜間母の介護をしていたとのことでした
今回この話を聞き、介護の現状をさらに知りいろんなことを考えさせられました
介護認定待ちの期間にも心身状態悪化がすすむ現状がありながら、どうすることもできなかった自分の無力さに悔しい気持ちになり、母の命を一人で抱えることに命の重さを知ったとご家族の気持ちを聞きました
在宅介護はあせらずにそんな気持ちが多くあった私ですが、ご家族の本心を聞くことにより、介護する側の現実を知ることが出来ました
仕事をしながら介護していくこと。
どこまで悪化するかもわからない心身状況。
たくさんの不安に押し潰されそうな心境。
どんどんすすむ高齢化社会の中で、一人一人が相手の立場にたち考えていかなければならないのではないでしょうか??
スムーズにすすまない書類・必要な認定期間、決まりというものの大切さもわからないわけではありません。
その時と場合によって迅速な対応を要することも多いのではないでしょうか
ご家族の心の声に耳を傾け、アドバイスをすること
愛結としてサービスを提供させていただく中で、とても大切なことだと思います
ご利用者様の気持ちを尊重しながら、ご家族の声を聞き、ケアさせて頂きたいと思います
★協力し合えば・・・★
またまた久々のブログ更新です
今日は愛結のスタッフご利用者様全員でカボチャのコロッケ作りをしました
カボチャを潰しやすくするためにレンジでチン
カボチャはとてもかたい野菜なのでなかなかの重労働です
そのため交代の作業となりました
さすが女性今は自宅で料理をすることもない方々が昔を思い出し活き活きしながら作業する姿にうれしさを感じました
形が様々であることそれがまたよし
なかなか思うように粉がつかず苦戦している姿も見えましたが、楽しんで作ることに意味があります
大量のコロッケを作ることで、どの方もすばらしい集中力を見せてくださいました
皆で何かを目的に一緒にやり遂げること
すばらしいことだと思います
一緒に作る楽しみをスタッフだけではなく、同じようにご利用者様にも感じていただけますようにケアを続けていきたいと思います