昨年2024年の春〜初夏にかけて見事に失敗したっぽい、私の「生ごみを堆肥にしたい」行動。

消費し終わったあとの10kgサイズ米袋に生ごみと米ぬかと水を入れて毎日ミニスコップで攪拌...という手法を採用していましたが、においがベランダからあたり一帯に拡散されないように「攪拌したあとは袋の口をきっちり止めておいた」のと木酢液希釈水の追い水しすぎたであろうことと、とにかくなんというか諸々「よろしくない意味での嫌気性発酵」を呼び寄せてしまったようで、「こりゃダメだ」と思い猛暑がくるころには「見なかったことに」して封印。

そのままベランダに置きっ放しのまま今に至ります。(ダメじゃんw)

 

そんな経験をしても、「やっぱり野菜系生ごみや作物残渣は発酵分解させて循環させたいよなあ」という願望が私の内心にはまだ残っておりまして。

懲りずに再チャレンジを目論んでおりました。

 

作物残渣に米ぬかをふりかけて...だけの状態から開始してもいいかな?と個人的には思ったのですが、相方ヒゲ氏が液肥栽培で使っていた「バーミイキュライトを用いた培地」が作物の根っこやらその根っこを醸そう(=発酵分解しよう)とする微生物の働きによってこんな感じ↓に。

(↓撮影日時:2024年11月6日14時58分)

この↑食器用水切りカゴ(改)栽培容器は、ベランダでもっさもさに繁茂していたミニトマトで採用していた方式なのですが、室内で葉物野菜を育てるにはバーミキュライト使用量がちょっともったいなかったかもしれません。

 

仕切り直したほうがいいのかなあ?的に、一度リセットをかけてみることに。

植わっていた作物たちを撤収させて、

(↓撮影日時:2024年11月8日13時27分)

 

...あとで再利用......と思いしばらく放置。

(↓撮影日時:2024年11月8日13時27分)

栽培容器(改)を経験したあと100均製ゴミ箱に入れられた使用済みバーミキュライトwith残渣は、年末年始をまたいで廊下の隅っこに放置されてました(笑)<オイコラ

 

で、年明けくらいから晩冬くらいまで醸(かも)させれば春からの栽培に悪くないかもな〜と考えていたのですが、そんな醸(かも)し再チャレンジが開始したのは2月に入ってから。

遅いぞオイ、とセルフツッコミ状態に。

(;^ω^)

 

発泡スチロール製トロ箱の底に穴をあけて栽培容器に...をもう1個追加しようとも思っていて、あらかじめ底に穴を開けて鉢底石を敷いてからその中で醸(かも)そうかな?とも考えたものの、それだと攪拌しずらいよなあとも思い、ベランダでほったらかし(コラコラ)になっていた培養土の空袋でひとまず分解作業を開始することに。袋のサイズは培養土25リットル用。

 

前回の失敗と同じ轍は踏みたくないので、「ドライ・コンポスト」なる方式にしてみようかなあと思いました。

で、土の代わりに「使用済みバーミキュライトwith作物の根っこ」を使い、米ぬかと鶏糞を入れて1週間経過。

1週間経過後、種取りが完了していなかったホウセンカの残渣から種子をちょっとずつ採るたびにその残渣を放り込むことにしましたが、この残渣に水分が残っていたため、開始早々「ドライになってくれないコンポスト」状態に突入(汗)。

置き場所も玄関ドアのほぼ脇で、いくら発砲スチロールのトロ箱で覆われているとは言え暖かいわけではないので、撹拌してもなかなか水分が飛んでくれません。

完全な嫌気性発酵になってないだけまだマシだけれども、かといって「ドライ・コンポスト」とは呼べないよねこれ、と思う日々(さらに汗)。

 

仕方がないので、2月に入ってから寝室に使ってないほうの部屋(液肥培地栽培チーム(?)が設置されている)にトロ箱を移動させることにいたしました。

玄関ドア前よりはわずかに気温がたかいはずなので。

 

乾いた作物残渣を追加して米ぬかをふりかけておき、分解反応が始まったらときどき撹拌していくわけですが、そうすると水分はどうしてもそこから発生してしまうので、ただでも水持ちがいいバーミキュライトが乾くはずもなく。

(↓撮影日時:2025年2月9日15時06分)

水浸しになっていないだけ前回の失敗作よりはずっとマシですが、前回の失敗のことがあるのでどうしても心配になります。

 

中の温度を上げようと思い、カラス瓶に熱湯をいれたものを湯たんぽとして利用。

(↓撮影日時:2月9日15時21分)

はたしてこれは効果があったのかなかったのかわかりません(苦笑)。

このよう↓にはなってくれなかった感。残渣量が少なすぎるからしょうがないですね。

 

今月2月9日にはベランダのミニトマト、2024ラウンド分が全撤収され、すでに枯れて乾いた残渣がどっさり。

そのミニトマト残渣(株元とバーミキュライト培地部分および培地内の根っこを除く)である枝葉を約1時間強かけてハサミでざくざくカットしていき、米ぬかとのミルフィーユ状に醸(かも)し用袋に投入。(食べ終わったお米の袋10kgサイズも醸(かも)し用として途中参戦開始)

(↓撮影日時:2月16日18時43分)

さてこれがうまくいくのやらいかないのやら、半ば心配ではありますが、先延ばしにしていると本格的に春が到来してしまうので、その前にちょっとでも微生物たちに仕事しておいてほしい所存なので思い切って作業した次第です。

 

さて腐敗せずに発酵が進行してくれるのでしょうか。

ハテサテ。

(     ・ω・)

 

 

 

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