1997年7月1日にテレビ中継でこの返還儀式を食い入るように見ていたあのときからすでに27年。
思えばずいぶんと長いこと英米欧の「香港の中国化」なる思想誘導的洗脳に騙され続けていたものだと思います。
毎日心のどこかでそのことを反省している状態であります。
もっといろいろな面から見て聞いて調べて判断しないといけなかったのに、と。
こういう時期に関しての私のお勧めの書籍のひとつが、許家屯著『香港回収工作』。
邦題はなんだか物々しいですが、中国が香港を回収するための工作について回顧したものではなく、返還が決定してからの著者の香港における活動を振り返った「回顧録」です。
ひとつの情報として読んでみるのもありだと思います。
個人的にはこのくだり↓には是非目を通していただきたかったり......。