太平洋戦争中に香港も大日本帝国統治下にあったことは日本人にあまり知られてないようですが、それよりは多少は「大日本帝国統治下にあったこと」が知られているのが台湾。
台湾の場合は大まかな流れで言うと1895年4月17日〜1945年10月25日までが日帝による統治時代なので香港よりも期間が長いです。
そういうわけで、太平洋戦争期間中に台湾が空襲を受ける場合は「日本が統治権を持っていた領土の一部が空襲された」という解釈、と見ることもできます。
たとえば1945年1月21日。
1945年1月21日 台湾空襲
— 海軍 (@6zzOp) January 20, 2022
敵艦上機は台湾を空襲。
輸送船「帝楓丸」(帝国船舶 7,110総トン)沈没
戦死者8名
輸送船「黒潮丸」(東和汽船 10,518総トン)沈没
戦死者10名
輸送船「あさか丸」(浜根汽船 4,681総トン)沈没
戦死者5名
油槽船「楡林丸」(拿捕船 6,022総トン)沈没 pic.twitter.com/UvhPLiCT9R
給油船「榮邦丸」(飯野海運 5,068総トン)沈没
— 海軍 (@6zzOp) January 20, 2022
戦死者5名
輸送船「山沢丸」(山下汽船 6,889総トン)沈没
戦死者5名
輸送船「親潮丸」(東和汽船 5,135総トン)沈没
戦死者7名
油槽船「第三豊栄丸」(共栄タンカー 834総トン)沈没
戦死者8名
油槽船「宗像丸」(昭和タンカー 10,045総トン)沈没 pic.twitter.com/ltityi2HKB
1945年1月21日 台湾空襲
— 海軍 (@6zzOp) January 21, 2022
空母「ハンコック」は艦上機の収容作業中、TBMが着艦した際に搭載していた500ポンド爆弾が爆弾倉から落下して飛行甲板上で爆発。
戦死者50名、負傷者75名 pic.twitter.com/L0qDqUMcMk
日本側、輸送船、給油船、油槽船あわせて何隻も沈められております。
やはり「素晴らしい戦績(大いなる皮肉)」でありまして...
現場で闘わなければいけない人たちの犠牲を思うと胸が痛む話であります...。