『2015/07/06(月) オーナーとご対面』にて、某中華レストランのオーナーさんから期日指定で「食べに来てよ」とお呼ばれしましたので。
行ってきましたランチタイムに。
お店に入って、オーナーさんの所在を確認しようとしたら、スタッフさんが
「はい、オーナーから聞いてます。どうぞおかけください。オーナーはマーケット(青果市場)に行っているので、しばらくしたら戻ってきます」
と、席に案内してくれました。彼の外見も東洋系、たぶん北東インドの出身かと推測されます。どうりで接客態度が良いわけだ、と感心というか安心というか。
席に案内してくれた彼が注文を取りに来たので、以前に来た時にマサラたっぷりの料理で……と恐る恐る言いかけると、
「はい、すべてマサラ抜きでのお食事ですよね(^o^)。オーナーから聞いてますよ」
と、ソフトな物腰のフレンドリーな対応。他店で日頃遭遇している「フレンドリーと慣れ慣れしさを完全に履き違えてる接客」じゃない、「客は客です」という適度な距離感がある対応にちょっとホッとしながら、(もちろんお財布とも相談しながら)いくつかオーダー。
マサラ抜きで調理するにはこういう調理になりますが…云々とちゃんと説明してくれるスタッフさんに、「じゃあ、それでお願いします」と委ねて、それでもほんの少しだけドキドキしながら待つことしばし。

出てきたお料理は、見るからにマサラ薄めの感じがします。
店内の照明が、食欲を減退させる青なのが、ヒゲ氏と私にとってはいまだ「インドの謎」なのですが。

でも、食べてみると……

「あ!これなら大丈夫!(安堵)」
「ああ、マサラてんこ盛りじゃない!野菜炒めが野菜炒めになってる!(さらに安堵)」

材料が違うため、完全に同じ味、とはいきませんが、これなら「マサラ抜き食事」としては納得いく内容です。大陸中国風に言えば「炒青菜(Qiaoqingcai)」、その他華人地域で言えば「油菜(Youchai)」にあたる、あの青菜炒めには程遠いものの、それでもちゃんとにんにくの下味がついた野菜炒めです!
わーい! \(^o^)/

オーナーさんのお心遣いが身にしみました。
ご自身も根っからのネイティブインド人じゃない部分がどこかにあるからこそ、そこを推し量ってくれたのかもしれません。
本当にありがたいことです。感謝感謝。
m(_ _)m
で。
食べ終わってお会計をしようとすると、
「本日は結構です」
とスタッフさん。
え?!
だって、ちゃんとお金払って食べる気満々で来たのに。
「いや、でも、あのー」
「いえ、結構ですよ」
そう言われても………何だか申し訳ない気がします。「もともとお金持ちファミリーで贅沢しまくってる人」からご馳走してもらうならともかく、苦労してお店を軌道に乗せたであろうことが想像に難くないここのオーナーさんから…というのはちょっと良心が痛みます。
頑なに支払いを拒まれ、「それじゃあ」とお言葉に甘えて退店しようとすると、オーナーさんがマーケットから帰ってきてお店に顔を出しておりました。
感謝の言葉を述べて、「今日はとても美味しかったです」とお伝えさせていただきました。
せっかくお近づきになれたので、連絡先も教えていただき、「お心遣いがありがたい」という気持ちをしみじみ噛み締めながらお店を後にしました。
「次回はちゃんとお金払って食べようね」
「そうだね」
とは、帰り道のヒゲ氏と私の会話。
私の脳裏には、損得省みず見返りも求めずただただ親切心だけで困った助けてくれた中国人や香港人ほか華人の人たちの記憶があれやこれやと浮かんできます。
「この人困ってるんだな」と思うと、自分が楽な状態じゃなくても一所懸命助けてくれようとする彼ら彼女達。
「こいつは日本人だから恩を売っておけば後で得をする」とかそういう理由で助けてもらったことは私の場合は一度としてなく、ただただ「この人は困ってるから助けてあげなきゃ」という底抜けの親切心だけで助けていただいた経験ばかりでした。
過去四半世紀のあいだ、それで恩着せがましいことを言われたことは幸いにして一度もなく、「観光地の値段交渉で負けた」以外では、明確な意図によって「騙された」ことは皆無と言っても過言ではありません(運が良かったとも言えます)。
そんな彼ら中華系の人達の底抜けの親切心を、このオーナーさんにも感じました。
その親切心が本当に心に染み入ります。
この次は、ちゃんとお会計させてくださいね、と心の中でつぶやきながら、自宅へとたどり着いた我々なのでありました。
行ってきましたランチタイムに。
お店に入って、オーナーさんの所在を確認しようとしたら、スタッフさんが
「はい、オーナーから聞いてます。どうぞおかけください。オーナーはマーケット(青果市場)に行っているので、しばらくしたら戻ってきます」
と、席に案内してくれました。彼の外見も東洋系、たぶん北東インドの出身かと推測されます。どうりで接客態度が良いわけだ、と感心というか安心というか。
席に案内してくれた彼が注文を取りに来たので、以前に来た時にマサラたっぷりの料理で……と恐る恐る言いかけると、
「はい、すべてマサラ抜きでのお食事ですよね(^o^)。オーナーから聞いてますよ」
と、ソフトな物腰のフレンドリーな対応。他店で日頃遭遇している「フレンドリーと慣れ慣れしさを完全に履き違えてる接客」じゃない、「客は客です」という適度な距離感がある対応にちょっとホッとしながら、(もちろんお財布とも相談しながら)いくつかオーダー。
マサラ抜きで調理するにはこういう調理になりますが…云々とちゃんと説明してくれるスタッフさんに、「じゃあ、それでお願いします」と委ねて、それでもほんの少しだけドキドキしながら待つことしばし。

出てきたお料理は、見るからにマサラ薄めの感じがします。
店内の照明が、食欲を減退させる青なのが、ヒゲ氏と私にとってはいまだ「インドの謎」なのですが。

でも、食べてみると……

「あ!これなら大丈夫!(安堵)」
「ああ、マサラてんこ盛りじゃない!野菜炒めが野菜炒めになってる!(さらに安堵)」

材料が違うため、完全に同じ味、とはいきませんが、これなら「マサラ抜き食事」としては納得いく内容です。大陸中国風に言えば「炒青菜(Qiaoqingcai)」、その他華人地域で言えば「油菜(Youchai)」にあたる、あの青菜炒めには程遠いものの、それでもちゃんとにんにくの下味がついた野菜炒めです!
わーい! \(^o^)/

オーナーさんのお心遣いが身にしみました。
ご自身も根っからのネイティブインド人じゃない部分がどこかにあるからこそ、そこを推し量ってくれたのかもしれません。
本当にありがたいことです。感謝感謝。
m(_ _)m
で。
食べ終わってお会計をしようとすると、
「本日は結構です」
とスタッフさん。
え?!
だって、ちゃんとお金払って食べる気満々で来たのに。
「いや、でも、あのー」
「いえ、結構ですよ」
そう言われても………何だか申し訳ない気がします。「もともとお金持ちファミリーで贅沢しまくってる人」からご馳走してもらうならともかく、苦労してお店を軌道に乗せたであろうことが想像に難くないここのオーナーさんから…というのはちょっと良心が痛みます。
頑なに支払いを拒まれ、「それじゃあ」とお言葉に甘えて退店しようとすると、オーナーさんがマーケットから帰ってきてお店に顔を出しておりました。
感謝の言葉を述べて、「今日はとても美味しかったです」とお伝えさせていただきました。
せっかくお近づきになれたので、連絡先も教えていただき、「お心遣いがありがたい」という気持ちをしみじみ噛み締めながらお店を後にしました。
「次回はちゃんとお金払って食べようね」
「そうだね」
とは、帰り道のヒゲ氏と私の会話。
私の脳裏には、損得省みず見返りも求めずただただ親切心だけで困った助けてくれた中国人や香港人ほか華人の人たちの記憶があれやこれやと浮かんできます。
「この人困ってるんだな」と思うと、自分が楽な状態じゃなくても一所懸命助けてくれようとする彼ら彼女達。
「こいつは日本人だから恩を売っておけば後で得をする」とかそういう理由で助けてもらったことは私の場合は一度としてなく、ただただ「この人は困ってるから助けてあげなきゃ」という底抜けの親切心だけで助けていただいた経験ばかりでした。
過去四半世紀のあいだ、それで恩着せがましいことを言われたことは幸いにして一度もなく、「観光地の値段交渉で負けた」以外では、明確な意図によって「騙された」ことは皆無と言っても過言ではありません(運が良かったとも言えます)。
そんな彼ら中華系の人達の底抜けの親切心を、このオーナーさんにも感じました。
その親切心が本当に心に染み入ります。
この次は、ちゃんとお会計させてくださいね、と心の中でつぶやきながら、自宅へとたどり着いた我々なのでありました。