ま、普通のエンジンは、オイルポンプひとつで、オイルを循環させてる。
お魚の心臓と同じですね。
お魚は、心臓から、鰓(エラ)を通って、身体の各部へ送られる。
細い血管だらけの鰓を通過することで、血圧も低下している。
空冷(水冷でも)で、オイルポンプが、一つのエンジン、そのまま、エンジン各部に循環させてるだけなら、良いんだけど
オイルを冷やそうとオイルクーラーを追加
オイルは冷えるけど、油圧の低下は、考慮してますか?
フェラーリなどの、スーパーカーは、
ドライサンプが多い。
オイルパンを持たず、スカベンジポンプでオイルを吸い出し、
エンジンとは別に置いたオイルタンクへ一旦貯める。
その後、オイルポンプで、オイルクーラーを通し、エンジン各部へ、オイルを供給している。
あれ?さっきと同じで、オイルクーラー通過させてエンジン各部へ、
いやいや、元々ドライサンプで考えられてオイルポンプを設計してますから、油圧や流量もオイルクーラーを想定してます。問題ありません。
素人がなんも考えずにポン付した、オイルクーラーによる油圧低下、油量低下とは。一緒にしないで下さい。
んで、ボクのZZ-Rは、
オイルパンを持つ、ウェットサンプですが、オイルポンプは二系統あります、一つは、オイルパンから吸い上げで、オイルクーラーへ行くルート、オイルクーラーを通過すると再びオイルパンに戻ってきます。
もう一方は、エンジン各部へオイルを送るオイルポンプ。
構造を複雑化することなく,油圧は、そのまま、オイルの冷却も期待できる。
こんなとこからも、カワサキ純正チューンというか、いい感じの設計だな思います。
でもね、ニンジャ900を元祖とする、サイドカムチェーンの、このエンジン。
冷間始動時に、サイドスタンドで傾けての暖機をすると、右側(三番、四番)のカムが潤滑不良により、齧るらしい。
なんて、デリケートなの?(ワラ
ちゃんちゃん!