もしかしたら、その間に承認待ちの方とかいらっしゃったかもしれませんが、5/18日以降こちらにアクセスしてなかったので気づかずにすみません。

 

不妊治療よりも癌よりも辛い出来事があり、しばらくお休みしてました。

これまで生きてきて一番辛い出来事でしたが、まだブログに書けるほどは立ち直っていないのでまたいつか書ける時が来れば・・・という感じです。

 

その辛い出来事もあり不妊治療もストップしていたので、また癌が無いかどうかの検査が必要になってきます。

そのために、病院に行って短期入院の4人部屋の病室で、たまたま新しく入ってきた女性と元々いた女性のベッド越しの大声の会話が聞こえてきました。

子宮頸がんで子宮全摘出した40代女性と、何の病気か忘れたけどこれから子宮摘出手術を控えた60代女性。

「命あってこそだから、病気になっても暗い事は考えずにお笑い番組見て笑うようにしている」

なんて素敵な事も話していたけれど、

「私は子供3人いるからもう子宮いらない。子宮取った後の後遺症もひどくはないんで安心して手術されてください」

「私も子供はいないけどもう生理も終わったしこれから子宮なくなっても問題ないわー」

子宮取る事は辛くないよって乗り越えるための負け惜しみかもしれないけれど、二人で子宮いらないわーって大声で話してた。

 

私は子供が欲しいから絶対子宮は取りたくないし、仮に子供あきらめたとしてもなんとなく感覚的に自分の身体の一部が無くなるのは嫌。ホルモンや排尿やリンパの異常も怖いから可能ならば子宮は取りたくない。

どうしても、3人の子供がいて良いよね、とか、私だって子供いたら40代で子宮取っても良いと思えるかも、とか、ひがみ根性みたいな考えが浮かんでしまう。

自分、心狭いな。。。

ブログ更新はマイペースにやっていこうと思っているので、なかなか更新できない時もあるかと思い、書ける時はつい長くなってしまいます。。。読みづらかったらすみません。

 

子宮ポリープを摘出してそこからがん細胞が発見され、最初はグレードⅡの疑いだったけど、子宮体がんステージ1aグレードⅠと診断されてから、その後の子宮内膜掻把手術でも癌細胞が発見されなかったので、しばらく子宮体がんの治療は経過観察のみで不妊治療を再開しました。

普通は40歳以上だと子宮体がんのリスクを考慮して子宮摘出手術が一般的な治療ですが、強く子供を希望していたため一般的じゃない方法を選択しました。

 

実は結婚してから2年以上も子供ができず、主人が不妊治療に乗り気じゃなかったため喧嘩になったりタイミング試してみたり、さらにやっとクリニックに行くことを納得してもらえたもののなかなか検査する気になってくれなかったりで不妊治療を開始するまでが長かったです。

子宝に恵まれず不妊治療クリニックに通うことは辛いことでもあるけれど、別の視点で見るとクリニックに通えること自体恵まれてるなと、クリニックに行けない頃はうらやましく思っていました。

 

やっと不妊治療を開始する事になり顕微授精を勧められ、アンタゴニスト法で自己注射をして排卵誘発し、採卵。

年齢の割に13個も卵が取れてくれて、そのうち6個が胚盤胞まで育ってくれ、凍結することができました。

採卵直前のエコーで子宮内膜ポリープが2つも発見され、着床の邪魔になるから掻把手術で取ってから卵を戻しましょう・・・というところで、ポリープから癌が発見されたため不妊治療はしばらくお休み。

 

再開後は「やっと再開できる!」っと気持ちは上がっており、子宮内膜を整えるための飲み薬、膣錠、スプレキュア点鼻薬などの面倒な薬も前向きに頑張りましたが、卵を戻したからすぐ妊娠できるわけでもなく、1回目の胚移植は残念ながら着床せずに妊娠判定も陰性(涙)

 

年齢的におそらく染色体異常でしょう、と推測され、それなら残りの卵も染色体異常の可能性があるから妊娠できるかどうか急に不安に。。。

どうしよう、早く妊娠しないとまた癌が再発したら年齢的に子供はあきらめないといけなくなってしまう。

どうか元気な赤ちゃんに早く会えますように。

地元の神社にお参りして、子授けお守りを身に付ける事にしました。

 

 

なかなか更新できなかったので、書ける時に書いておきます。

私はホルモン治療はまだしていませんが、子宮体がんはエストロゲンが増え続けることからがん細胞増殖につながるため、エストロゲンが増えすぎないように黄体ホルモンを補充することががん細胞抑制につながるって理解してました。

 

でも、補充する黄体ホルモンって症状や人それぞれで特に種類や量って決まってないのかな?

そんな疑問を感じた出来事について。今回も長くなります。

 

私は子宮摘出したくなかったので、がん告知された後にホルモン療法について調べまくって、

がん告知後にホルモン療法プラス子宮内膜掻把術を行いながら妊活もして2人出産された30代の女性のブログにかなり希望を感じました。

そして他にも、ちらほらホルモン治療しながら出産された方を見つけては「自分も絶対そうするんだ!」とすがるような思いで希望を確信にするために、何人ものブログを、前例を探す毎日でした・・・もちろん、再発したり妊娠前に子宮摘出された方のブログもたくさん発見したけれど。

 

ホルモン治療されてる方は、だいたいヒスロンHという黄体ホルモン補充の飲み薬を飲んでおり、結構な量の黄体ホルモンなのか、たまにむくみや太る副作用が大変だそう。

 

私は子宮内膜ポリープの一部に5ミリ?程度のがん細胞が発見され、ポリープ以外に子宮へのがんの浸潤は無かったのか、1か月半後の子宮内膜掻把手術ではがん細胞は発見されませんでした。

本当にラッキーだったと思います。

もしくは、不妊治療のためのホルモン補充注射のせいで一時的にエストロゲン過剰になりすぎて子宮にがんが出来るとかあるのかな?

 

その後も、定期的に経過を診ていく事になったのですが・・・

前回の診察で私が不妊治療を再開してルティナス膣錠を使用している事を主治医に話すと、「じゃあがんはできないから細胞診もエコーも今日は必要ないよ」との事でした。

 

あれ?ヒスロンHの4分の1、もしくは6分の1位しか黄体ホルモン入ってないのに、それも薬の種類も違うのに、ルティナスでもホルモン治療みたいながん抑制効果あるの?

 

頭の中は??だらけで、しかも、前回の生理1日目の出血がかなり大量だったのでがん再発が心配で主治医にその旨話すと

「生理始まるまでの期間が長く空いたせいじゃない?そのぶん内膜も厚くなって量も多かったんでしょう」

 

「本当に、ルティナス使ってたらがんは絶対できないんですか?」

「絶対って言われると困るけど、できたら論文発表ものだよ」

へーそうなんだ、良かった!

 

なんだかよくわからないけど、私の場合、少量でも黄体ホルモンさえ補充してれば安心なのかな・・・?

だったらもっと大量に黄体ホルモン補充の薬飲んで再発してる人達との違いは何?

エストロゲンが関与していること以外、子宮体がんができるメカニズムは不明って何かで読んだけど、がんができるできないの境目は本当に謎すぎるー!

 

そして、妊娠するとこれまたホルモンの関係で、2年間は子宮体がんは発症しないらしい。

「だから僕も早く妊娠してほしいんですよ」と主治医。

はい、私もです。

ルティナス膣錠を使っている事に安心したのか、次の診察の予約は数カ月後とかなり先になりました。

ホルモン療法のがん再発率は約30パーセントって聞くけど、私本当に何も検査しなくて安心しても良いのかな?

 

前回の記事の訂正です。結論は、最後の一行です。

 

私の子宮体がんの兆候として、生理の量が多くなったと書きましたが、

主治医との診察の時の会話から推測するに

生理の量と子宮体がんはあまり関係ないかもしれません。

なぜなら、私は不妊治療のためホルモン注射を行っていて

それが原因で生理の量が多くなった可能性もあるからです。

 

そして、改めてがん告知の前に身体の変化はなかったか?思い出して、

一つありました!

恥ずかしいけれど、オリモノの臭いがこれまでにない種類のすっぱいような?、きつい臭いになった事です。

色も少し黄色っぽいような・・・?

そのせいで、あそこの臭いもきつくなっていたようで、不妊治療の内診の際に先生が「うっ!」てなってた事を思い出しました。

 

そして、ポリープ切除手術でがんが発見されてからさらに1か月半以上待って、再度、子宮内膜掻把手術をしました。

その際には内膜からがん細胞は発見されなかったのですが、ポリープ除去手術後は確かにオリモノは水のりみたく透明で無臭に戻りました。

 

産婦人科医の先生方には、内診できつい臭いがあれば子宮体がんの可能性を疑う事も検討していただきたいし、

自分でもオリモノの色や臭いに違和感を感じたら子宮体癌検査をしてみても良いかもしれません。。

 

前置きが長いので、結論だけ読みたい方は下の★マークからお読みください↓

 

私は不妊治療していることも、がんになった事も、夫以外誰にも話していません。

両親や周りの人に心配かけたくないし、ただでさえ介護などで家族は日々大変なのにこれ以上悲しい思いをしてほしくないから。

でも、夫に負担をかけたくなくて他に相談できる人もまだ見つけてなくて、「うーつらいよー!」ってなって、とりあえず心の愚痴を吐き出す場所でもいいやっ!みたいに方向性も決めないままこのブログを作りました。

 

その後、夫と今後の不妊治療やがん治療のための子宮摘出について話し合い、お互いの意見が合わず、言い合いみたいになったり夫のキツい言葉に私が泣いて、夫が謝り途中から二人とも泣いて・・・「とりあえず明日朝早いから仕事に差し支えるし寝よ」って何も結論が出ないまま 。話し合い前よりさらにつらい状態に(泣)

生まれて初めて本当に悲しそうな夫の泣き顔見て、3日後夫の白髪が大量に増えてるのに気づいてからは、「ああ、私がこの繊細な人を支えなきゃな」って少し自分のなかの強い自分が発動してくれた感じでした。

 

ストレスで原因不明のアレルギーが出たり食欲無くなったりしたけど、その後なんとか落ち着き、またパソコンでいろんな人の情報を検索。

20代で私と同じように不妊治療中にがんが見つかり子宮摘出しても前向きに強く生きている素敵な女性のブログを読んで、まだまだ40代なのに精神的には負けてるなって自分が恥ずかしくなりました。

そして、まだブログの方向性も文体も何もかも定まらないままだけど、愚痴以外に少しでも人の役に立つ内容を書いてみようと思います。

 

★子宮体癌の自覚症状は生理の大量出血のみでした、私の場合。

子宮体癌についての検査は通常の子宮がん検診では行われず、普通は不正出血や痛みなどの自覚症状を感じてから婦人科で子宮内膜の細胞を取る検査をして、がんがわかる場合が多いかと思います。

 

でも、私はこれまで特に痛みは無くて、強いて言えば生理痛が毎回鎮痛剤が必要な位ひどいだけでした。

生理痛のひどさは高校生の時からなので、特に子宮体癌のせいではないと思います。

 

不正出血も、ここ2年間で3、4回あるかないか?位の頻度で排卵日あたりに茶色いオリモノが混じる程度でした。

2年前に初めてそれがあった時にたまたまカンジダ膣炎で婦人科にかかっていて、気になったので先生に茶色いオリモノがあってちょっと気になったんですけど・・・と聞いてみると、排卵日にそういうのが出ることあるから心配しなくて良いけど、今後まだ続くようなら教えてくださいと言われただけでした。

なぜなら、その時のエコーで子宮は綺麗ですって言われたのと子宮頸がん検査も陰性で先生は子宮体癌の可能性は低いと判断したんだと思います。

実際、その1年半後に不妊治療を始めて検査のためエコーで子宮の状態を見た時も「きれいな子宮ですよ」と言われたので、この地点でもおそらく癌はなかったんじゃないかと思います。

 

ところが、その4か月後にHMGなどの注射で高刺激の排卵誘発を行っている頃から、生理1日目の出血が今まで見たことのない位大量になり、今思うと初めての異変でした。

その次の生理も、次の次の生理も必ず1日目の夜が大量で朝起きるとナプキンから血がもれて下着やシーツが汚れていた事も・・・私はこれまでずっと1日目は少量だったのに明らかに異常でした。

 

排卵誘発をしてからの採卵後、突然「エコーで子宮にポリープがあるから卵を戻す前に取りましょう」と言われ、子宮内膜掻把手術を受け取ったポリープを病理に回したところ、がん発覚。

排卵誘発を始めた時から採卵までの間、何度もエコーで子宮と卵巣を診てもらっていたはずなのに、医者は卵にしか意識がいかずに絶対子宮の状態について見落としが何度もあったと医者を疑っています。

 

ですが、排卵誘発の薬などでエストロゲンが急激に増えて突然子宮がんになる可能性もあるのかな?不妊治療始めて突然がんになってしまったのかな?・・・と正直いつ頃自分ががんになったかはわかりません。そして原因も・・・太ってもいないし食事も生活も気を付けている私がどうして癌に?!

 

★子宮体癌の早期発見のために

子宮体がんが心配な方には、基礎体温をきちんとつけて排卵がちゃんと行われているかどうか、ホルモンに異常がないか、エコーで子宮内膜が厚くなりすぎていないか診てもらったり子内膜増殖症でないかも調べていただきたいです。

そして何より、少しでも気になる異変を感じたらまずは婦人科で子宮頸がん検査だけでなく子宮体癌検査も行うことが一番だと思います。

私と同じ病気になって辛い思いをする人が少しでも少なくなりますように。