自我にとっては、獲得は外側のものである。霊にとっては、

自我にとっては、獲得は外側のものである。霊にとっては、それらは内側のものである。絶えずある存在の喜びは、コンテントや形によらないからだ。霊にとっては、晴れの日も雨の日も同じである。気づきは形を把握するよりも本質を味わう。ゆえにそれは、所有やコントロールなしに「共にいる」ことを楽しめる。気づきは目標によって動かされるのではなく、その代わり、すべての状況にある等しい楽しみの可能性を、高く評価する。

　ー　デヴィッド・ホーキンズ博士「自我を溶解し、自己に目覚める」
　　　第一章：自我の本質　より

自我にとっては、その自己報酬機構を放棄するのは損失に思える

自我にとっては、その自己報酬機構を放棄するのは損失に思える。自我は神を信頼しておらず、従って、養育、生存、楽しみのために頼れるのは自身しかいないと考える。自我は自身のメカニズムを信頼しており、神にではない。自我はこの誤りのために責められることはない。比較のための経験的土台を持っていないからだ。自我が持つ唯一の脱出口は、よりよい方法があると信じることと共にある。固有のごまかしと、幸福達成の失敗と共に、マインドが幻想から解かれ始めた時、霊的真実を聞き、それを求め始める。痛みから絞り出していた気味の悪い満足は、喜びのみすぼらしい代替物であったと、自我はついに実感する。

　ー　デヴィッド・ホーキンズ博士「自我を溶解し、自己に目覚める」
　　　第一章：自我の本質　より

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自我の中毒と生存は、ネガティブ性の密かな楽しみに基づいている

自我の中毒と生存は、ネガティブ性の密かな楽しみに基づいている。それは、まず気づき、特定し、恥や罪悪感なしに認めることなしには、放棄することはできない。これは単なる（誰もが受け継いでいる）自我が働いているに過ぎないと見、全く個人的ではないのだと認識する必要がある。

　ー　デヴィッド・ホーキンズ博士「自我を溶解し、自己に目覚める」
　　　第一章：自我の本質　より



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