【日本公開】
2019年(フィンランド・ドイツ・ベルギー合作映画)
【監督】
ティモ・ヴオレンソラ
【キャスト】
ララ・ロッシ、ウラジミール・ブルラコフ、キット・デイル、トム・グリーン、ユリア・ディーツェ、ウド・キア、ステファニー・ポール
【あらすじ】
人類は月面ナチスとの戦いに勝利するも、核戦争で自滅し、地球は荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスの月面基地で生き延びていたがエネルギーが枯渇し、滅亡の危機を迎えていた。主人公オビは地球の深部に新たなエネルギーがあることを知り、人類を救うため、前人未到の<ロスト・ワールド>へと旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めて来るッ!!
46点
いやー、同じ監督が撮ってるのに劣化したなぁ。
緩さが面白さに繋がると思っているのかもしれないがそれは間違いだと思います。
ただイライラするだけだし、93分しかないのに無理矢理水増しして付け足したかのようなテンポの悪さはマジで地獄。
ただ説明してるだけ、ただ地図広げてるだけ、ただ会話してるだけのシーンがやたら多くてその間の話は完全にストップ。
特にサシャとオビの恋愛描写はどうでもよすぎるうえに、サシャが座ってる最中にじわじわ近寄っていったりして面白くもないキモさを見せて不快だった。
宇宙船が墜落する時も他に乗り区民がいるはずなのにサシャとオビしか映らないから「あれ見落としたけど他のメンバー乗らなかったんだっけ?」となってしまった。
マルコムがジャングルで何かに会ったといった時もその何かを見せてくれないから
モヤモヤするし。
真面目に作ってないから逆に真面目に見てる観客側がバカを見るタイプの映画。
前作で何十カ国で上映されて儲けたはずの利益はどこに消えたんだ。クラウドファンディングの雀の涙の資金で無理矢理CGは増やしてるけど全てにおいて貧乏クサイ。
無理矢理時間稼ぎしてるようなシーンだらけで肝心のスペクタクルは人物ドアップとあっさり決着で誤魔化してるし、まあ酷い。
前作の主人公は死んでレナーテもババアになってるしそこも物足りない笑。
一番の目玉である地底人類版歴代の悪政者が集合している図は面白かったけど、ほとんどが出オチで全然活躍してくれない。
スターリン、金正恩、毛沢東はいただけで何にもしてくれないし、ザッカーバーグも出てきた瞬間は面白いがそれだけ。
サッチャーやビンラディンも戦車に乗って追ってくる途中で退場しちゃうし全然活かせてないやんけ、勿体ない・・・。
ウドキアが無駄に頑張っていたけどそれもむなしくヒトラーも月面総統も一撃だけで退場してしまうし、予算が少ないという情報がただの言い訳に見えて姑息に感じるくらいしょぼかった。
でも単に予算だけの問題ではないんじゃないかな。もっとやりくりしてヒトラーonティラノサウルスが大暴れするところに注力すればもっと見どころが増えたのに。
登場人物たちの行動もギャグだからという理由では片づけられないくらい、馬鹿なことばかりだし。月面総統がオビたちに情報を売った理由がイマイチわからなかった。
その良くわからない行動がちょっとだけオフビートな笑いを生んでもいたが、基本的には滑りまくり。
全員が話の都合で動いているようにしか見えないし、ヒトラーと月面総統の兄弟設定だって特段意味はない。行き当たりばったり過ぎる。
いちばん面白かったのはジョブズ教のくだりかな。あいつらがいなかったらもっとヤバかったと思う。
ただ別にジョブズに対して怒ることもないし、もう亡くなってるからあんな扱いはどうかと思うけどまあ面白かった。特に「同意、同意、同意」の件とかね(笑)
もう一回同じ題材でもっと頑張って作り直してほしいけど、それはできない相談だろうな。
でもとにかくラストに出てきた火星ソ連だけはしっかり見せて欲しい。あそこまでネタに振り切ってくれたのはありがたい(笑)。
スターリンは地底世界の方にいたけどそれは目をつぶります(笑)。
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