僕がドラムを始めた頃、師匠がデモ演奏でソロをよく叩いてくれました。
当時、僕はようやく8ビートがなんとか叩けるようになったところでしたが、そんな入門者の自分でも、師匠のドラミングには平凡な8ビートとは大きく異なる、なんか不思議な音が入っていたことを、今でも鮮明に記憶しています。
それからしばらくして、その微かに耳に聴こえてくる音は「ゴーストノート」だと知りました。
自分の感覚では、単純な8ビートが平面的な感覚なのに対して、ゴーストノートが入ると、立体的な感覚になります。
やがて、基礎練習も一通り学び終えて、次の段階として、ゴーストノートを学びましたが、初心者の自分が叩くその音は「ゴースト」には程遠く、小さく叩くことがこんなにも難しいのかと思い知ることになりました。
それからも、機会あるごとにレッスンでもゴーストノートの復習が繰り返されていますが、先日、youtubeで、プロ「に」教えるドラム講師で有名な山背 弘氏の ゴーストを叩こうシリーズが始まりました。
全部で63回あるそうです。
因みに、山背氏は嘗て「つのだ☆ひろ」氏に師事していたそうです。
全体的に分かり易い解説で、大切な箇所はノートに書き留めています。
そんな中で、ハッと気付かされたのが、ゴーストノートはバックビートの直前と直後には叩かないということでした。
なるほど…