ドラムでの「スティック回し」と「スティック投げ」 さて、日舞では… | Drummer Atsushi

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ドラムを叩くことを通じて、ワンネス(この宇宙世界に存在している全ては1つ)を目指します
―僕の叩くドラムは銀河の響き―

ドラムでの「スティック回し」と「スティック投げ」はドラム演奏に花を添えてくれるパフォーマンスですが、ふと日舞でも似たようなパフォーマンスがあることを思い出しました。

日舞の小道具として扇子(舞扇)は無くてはならないものですが、扇子を使ったパフォーマンスとして、「要返し(かなめがえし)」や「扇子投げ」があります。

今日の動画である早乙女太一氏の「夜桜お七」では、この「要返し(かなめがえし)」や「扇子投げ」が綺麗に決まっています。

ただ、同氏の舞踊は伝統的な日舞というより、「新舞踊」に属しており、両者にはいろいろと違いがありますが、ここでの日舞は広義の意味としています。

かつて、私の日舞のお師匠さんが、「扇子投げ」の際に失敗を恐れるあまり、視線に緊張が走らないようにと注意されていたことを思い出しました。踊りの雰囲気が壊れてしまうのですね。



氏の舞踊は華があるので、花魁モノも載せてみました。