ドラマーさんで生ドラムを自宅で思う存分叩ける人は相当に恵まれた環境にある人で、通常はスタジオをレンタルして練習することになります。
僕の場合、幸いなことに自宅の近くに懇意にしているこじんまりとしたスタジオがあるので、いつも休日等は大抵2時間くらい練習しています。ただ、平日は仕事もあるので1時間が限度ですね。(平日は主に自宅で練習パッド)
さて、練習内容といえば、毎週のレッスンで講師から課題が出されるので、当然のことながら、その課題の練習を十分にこなすことが最優先となっています。これには大抵1時間以上費やしています。(たまに、「ハイ、この曲を来週までに叩けるように」なんていう課題もありますが…)
ところが、この課題が自分には極めて苦手なフレーズやリズムだったりすると、長いときには1時間半近くも掛かってしまったりしています。また、過去に課題として出された基礎練習もさらにスムーズに叩けるように、同時並行して行うので、基礎練習だけで時間がドンドン押してくることもよくあります。
それで一番多いケースが1時間半程度で基礎練習を切り上げて、曲の練習に切り替えるのですが、曲の練習といっても、新たにチャレンジするフレーズがフィルインに含まれている曲の練習が多く、つまり曲への応用が出来るための練習といった感じなので、上手く出来ないことの方が遥かに多く、ストレスの発散には程遠い曲の練習になってしまいます。
結果として、一応叩き慣れた曲で気分良く演奏するのは10分か15分程度というところでしょうか。というわけで、曲の通し練習はせいぜい2~3曲でタイムアップとなってスタジオ練習終了です。