こんにちは、デイヴです
ご訪問ありがとうございます<(_ _)>
2020年3月半ばに脳出血を発症。
左片麻痺の後遺症があるも、リハビリに勤しみながら
五体満足の身体に戻すべくゆるり取り組み中💪
日々の暮らしの中で起きた小さな出来事や
半年間の入院中のエピソード、
自分の歩んできた半生、
好きな鉄道ネタを気ままに綴っています
よろしくお願いします
季節ごとの長期学休日に合わせて発売される
JRの企画きっぷ『青春18きっぷ』。
普通列車に限ってですが、1日あたり2,000円ほどで
全国のJR線に乗ることができ、はるかにコスパがよい。
1980年代の発売当初は格安で国鉄全線を利用できたので、
貧乏旅行を余儀なくされた学生から
もろ手を挙げて歓迎されました。
当時は5枚綴りで1枚ずつ切り離して使うタイプ。
グループで利用することもでき、
有効期間内ならいつでも
おもいたったときに利用することが
できました。
現在もそうですが、
「青春」と謳っているものの
年齢制限は無く
誰でも買えて使うことができるため、
有効期間内は、老いも若きも
このきっぷを使った“乗り鉄”で賑わいます。
その後、
切り離してチケットショップに売り飛ばす輩が多くなり、
それを嫌って1枚にまとめられましたが、
利便性と安さが定評で今に至ります。
乗り鉄の僕もなかなかご縁がなかったんですが、
数年前に試しに購入したところハマってしまい、
至るエリアでドン行乗り鉄を楽しんだものです。
そんな中、ここ数年このきっぷにアウェイ感が生じていました。
整備新幹線が開業するたびに並行在来線がJRから切り離され
地元自治体出資の第三セクター鉄道化。
このきっぷが乗車有効エリアから外されました。
信越本線→しなの鉄道、鹿児島本線→
肥薩おれんじ鉄道、東北本線→IGRいわて銀河鉄道&青い森鉄道と、
JRとは関係ない鉄道路線に変わり、
北陸新幹線の金沢開業によって、
北陸本線がIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、
えちごトキめき鉄道に建て替え。
次いで敦賀まで開業すると
福井県内の北陸本線がハピライン福井になり、
北陸本線は北国の入り口までの
短距離路線に格落ちしてしまいます。
これにより、
18きっぷの使い勝手がどんどん悪くなってしまっていました。
運用効率のもと、長距離の普通列車が分断され、
主要駅ごとに乗り換えを求められるのもけっこう不便。
そしてとうとう、先ごろ「もはやこれまでか……」
と思わせるようなルール変更が発表されたんです。
まず大きな関所が、
きっぷを購入する時に「乗車開始日」を
カレンダーから選ばないといけなくなったこと。
これまでは「とりあえず買っておいて、
いつ利用するかは、おいおい考えよう」
という使い方ができなくなったんです。
次に1日有効のきっぷが5枚綴り、
というのではなく、
連続5日間有効のきっぷになってしまうこと。
これにより
「今日は18きっぷを使って、次は
明後日使おう」
という使い方はNG。
一度入場したら、
5日間でぶっ通しで使い切るしかありません。
それに本人しか使えず、
グループでの利用が不可となりました。
「自動改札機で入出場できますよ」
「3日間有効のきっぷも新発売しますよ」
と、JRグループのプレスリリースでは
今回の変更の「良い面」をさかんに呼びかけていますが、
もはや自分的には、
「利用価値は無くなった」
と判断。
次に乗り鉄するときは、JR会社線内の
フリーきっぷに乗り換えよう、
と考えています。