入院回想<7>~安全ベルト | 脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

2020年3月に脳出血を発症し左片マヒに。リハビリとスピワークを通して、全快復を目指すおじさんの手記。併せて半生を振り返る半生記をエッセイ風に綴っています。

こんにちは、デイヴです。


 2020年3月半ばに脳出血を発症。

約半年間の入院生活で経験した
さまざまなできごとを回想録として綴っています。


今日は車椅子に関するエトセトラ。

 

左片麻痺になって体幹をすっかり失った身体。

入院中は長期にわたり車椅子のお世話になりました。

とはいえ、座っていても安定しない。

垂直に、まっすぐに座れないのです。

無意識に座ると、重心が左右に振り分けられず、

いつのまにか麻痺の左半身が左方に流れ、

姿勢が崩れていきます。


その状態で車椅子に座っても、

左半身がはみ出してズレ落ち、

車椅子ごと転倒しかねません😱

そこで入院当初は、身体のズレ落ちを防ぐために

安全ベルト必着でした。

わざわざ看護師や介助者の助けを借りての

ベルトの着脱がなんとももどかしく感じたものです。

それでも徐々に姿勢が改善し、

1か月ほどで卒業することができました。


当初、車椅子の操作は介助者任せでした。

で、セラピストの指導のもと、自力で廊下を移動したり

エレベーターに乗る訓練をしました。


当初はエレベーターに乗る際、

開いたドアの左下にタイヤが引っかかって

カゴにスムーズに乗れません😓


左片麻痺になると、左眼の視界も一時的に支障が出るんですね。

実際はドアの左に車輪が引っかかって邪魔しているのに、

その支障物が視えない😢


しょっちゅう車椅子の左側をぶつけていました。


これも徐々に通常の視野角まで視界が回復し、

車椅子の操作がスムーズになったことです。


左片麻痺の影響がいろんな場面で顕在化し、

少々驚いたデイヴでした。