亡猫ルイの思い出<3>~入院騒動 | 脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

2020年3月に脳出血を発症し左片マヒに。リハビリとスピワークを通して、全快復を目指すおじさんの手記。併せて半生を振り返る半生記をエッセイ風に綴っています。

こんにちは、デイヴです。

 


生涯を比較的元気に過ごしてくれたルイですが、

2019年夏に、命に関わる病に罹り

入院したことがあります。


ある日、前触れもなく食べたものをリバース。

猫には毛づくろいした毛が胃の中に溜まると、

リバースする傾向があって、それ自体は驚かないものの、

食べては吐く、を繰り返すうちに、

水を飲んでもリバースするようになり、

一気に食が細くなりました。

「放置するとマズいかも……」

ということで、

かかりつけの動物病院に連れて行くと……。

触診やらエコー検査やらをしてもらい、

原因が不明ながら肝臓の炎症と診断されました。

炎症から肝臓が肥大、

他の臓器を圧迫して、吐き癖がついたんでしょう。

素人目には気付きませんが、

目に黄疸も出ていました。

「とにかく炎症と肥大を抑えましょう、

ついては、ルイくんをしばらく預かります」

とのことで、その場で入院することに。


自宅内はピンキーとさくらだけになり、

少し寂しくなったものの、

医師の治療を信じつつ、1週間を過ごし、

週末にお見舞いに。


吐きグセ由来の摂食障害があることから、

鼻からカテーテルを挿入して栄養剤を投与する

経鼻経管栄養を施術、ステロイド剤を服用させていました。

見た目、鼻にチューブが挿し込まれているため痛々しかったのですが、

その後、治療の甲斐あって炎症は治まり、

2週間で晴れて退院。

念のため鼻にカテーテル挿入のまま退院したことから

誤ってカテーテルを抜かないよう、

首にエリザベスコーンを巻かれてのご帰還。

 


数日後、いつのまにかカテーテルが抜けてしまいましたが、

その後は摂食しても吐くことが無くなり、

本調子に戻ってデイヴを安心させたものです。


処方されたステロイド剤を、数日おきに服用させるルーチンは、

本当はステロイド剤を飲ませ続けるのは良くないのですが、

このあとデイヴが脳卒中で倒れて退院する2020年9月まで続きました。


ルイが動物病院に入院する事態になったのは、

後にも先にもこの時だけ。

暑い日も寒い日も関係なく、

一生の大半を元気に過ごしたルイの生涯でした。