亡猫ルイの思い出<2>~3.11の瞬間 | 脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

2020年3月に脳出血を発症し左片マヒに。リハビリとスピワークを通して、全快復を目指すおじさんの手記。併せて半生を振り返る半生記をエッセイ風に綴っています。

こんにちは、デイヴです。

今日も昨日に続いて、亡猫・ルイのエピソード。

2010年5月に、黒猫ピンキーとともに

わが家の一員となったルイ。

 


ピンキーとの追いかけっこがエスカレートして、2階の窓を突き破って、

まさかの脱走騒ぎになった話が前回でした。



季節が移り変わり、2011年が明け、外の寒さに比べてぬくぬくの家の中で過ごすうち、

3月に変わりました。

果たして3月11日を迎えます


この日の午後2時47分、東北は三陸海岸沖、

日本海溝付近で発生した巨大地震は、

福島沖や茨城県沖の海溝底の歪みも壊し、

数分間も激しく揺れ続けた挙げ句、

直後に巨大津波が東日本の太平洋沿岸に押し寄せ、

あっという間に街や田畑や集落を飲み込んでしまいました。


死者・行方不明者2万人超😱という大惨事です。


首都圏も大きな揺れに見舞われました。

都心部でも震度5の強烈な揺れが襲い、

長周期地震動が発生して

高層ビルは不気味に大きく揺れるなどしました。

幸い、首都圏での犠牲は巨大にはならなかったものの、

房総半島は津波に洗われて少なからずの犠牲者を数え、

工業地帯の火災、ベイエリアの液状化など、

深刻な被害も出ました。


さてデイヴ宅は、というと……


当時勤め人だったデイヴは、社内で揺れに遭遇、

建物が大きく揺れて生きた心地がありませんでした。

長男は運転免許取得のため教習所に通っていて、

路上教習中に地震発生、

車は大きく傾いたまま揺れに任せる状態となって、

本人曰く「教習車がパンクしたと思った」とのこと。

パート勤務中だった家人は、勤務先の建物が

今にも崩れ落ちんばかりの激しい揺れに、

わが家は倒壊したに違いない……」と覚悟したとか。

当時、自宅にいたのは、

2にゃんずと次男のみ。

次男は、激しい揺れに身を任せるほかなく、

ルイとピンキーは、揺れに驚いたのか、

階段を下ったり上ったりを

繰り返していたとか。


 

 やはり、猫なりに緊張したのでしょう…。

ただ、自宅倒壊を覚悟して帰宅した家人の目には、


何事もなく無傷の建屋と、

台所の食器棚も、食器が飛び出していないどころか、

収容中の食器すら少しも乱れておらず、

優雅に家人の帰宅を待っていた2にゃんずが映ったに過ぎませんでした。


とさ🤣