亡猫ルイの思い出<1>~脱走騒ぎ | 脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

2020年3月に脳出血を発症し左片マヒに。リハビリとスピワークを通して、全快復を目指すおじさんの手記。併せて半生を振り返る半生記をエッセイ風に綴っています。

こんにちは、デイヴです。

 

今日から亡くなったルイのエピソードをいくつか綴ります。

ルイがわが家の一員となった2010年当時の姿。

 

既に成猫だったのですが、

晩年の姿より若々しく見えますね。

しかし当時から身体はでっぷり😅


短足でガタイも大きい西洋ネコの血が混じってるのか、

ルイもそのユーモラスな体型を受け継いでいました😆

ルイは同じ日にわが家に引き取られた黒猫ピンキーと、

すこぶる相性が良く、いつもくっついていました。

 

 


ルイはピンキーを前にすると、いつも顔を

ジョーリ、ジョーリ……

ザラザラの舌で舐めて、グルーミングを仕掛けます。

舐められるピンキーも、はじめのうちは

気持ちよさそうに舐めるに任せるのですが、

あまりにもしつこく舐め続けるので、

嫌になったピンキーが

「いい加減にしてよ!💢」

と言わんばかりに拒否反応を示します。

しかしそれでもしつこく舐めるので、

とうとうピンキーの堪忍袋が切れ、

猫パンチを繰り出します😾

初めはルイも応戦し、取っ組み合いになるものの、

あまりにもピンキーのボルテージが上がるので、

もともと優しいルイは

そのうち応戦を諦め、ケンカに負けてやるのでした。

グルーミングが高じてケンカになるも、

そのうちルイが負けてくっつき直す、というシーンは、

ルイがみまかる2〜3週間前にも目撃しました。


ここから本題。


ルイとピンキーがわが家に来てから数か月が経過したころ、

仲の良い彼らは、よく室内で運動会をしていました。

逃げるピンキーを、ルイが後ろから追いかけるのです。

猫が好きなデイヴの家人も、微笑みながら追いかけっこを

見物していました。

ある日、いつものように追いかけっこしているさなか、

2階の寝室に駆け込んだピンキーを

全速で追いかけるルイ。

ベッドの前方に出窓があり、換気のために家人が

出窓の窓ガラスを半分開けて網戸にしていました。

部屋の中に駆け込んだピンキーは、網戸の直前で直角に方向転換したところ、

勢いづいたルイが曲がり切れずにどうやら網戸に激突したようで、

その衝撃で網戸が外れて落下、

ルイの身体はムササビのように宙を舞い、

ブロック塀を越えて隣家の敷地にダイブしたようでした。

網戸の落下音に驚いた家事中の家人が寝室に入ると、

そこにはピンキーがポツンと座っていて、

網戸が抜けた窓から外を見ると、

隣地の背の高い雑草の間から、

ミーアキャットのように、こちらを見上げているルイがいました😆

図らずも脱走しちゃった図です。


わが家のことは覚えているはずなので、

玄関扉を半開きにしていると、

数時間後にそーーっとご帰還なさいました🤗


どこもケガをしておらずことなきを得たのですが、

 2階から宙を舞った経験がよほど怖かったのでしょう、

ピンキーとの追いかけっこを見ることは

その後二度とありませんでした🤣