今日はシリアスな記事です。
今月の韓国での芸能関係トピックの一つとして、2008年に自ら命を絶った女優のチェ・ジンシルさんの娘、チェ・ジュニさんに関する話題が挙げられているようです。
詳しくはKstyleさんの記事(こちらとこちらとこちら)などをご参照いただきたいのですが、端的に言うと、ジュニさんが祖母(ジンシルさんのお母さんですね)に虐待を受けたことをSNSに暴露するようにアップしたところ、それらの記事は削除され、ジュニさんは病院に入れられ・・・それでもジュニさんはSNS投稿で発信し続けている・・・というところになるでしょうか。
で、なぜ今日このトピックを取り上げたかというと・・・
日付変わって昨日28日の午後にアップされていた韓国のニュースサイト・Edailyさんの記事で、ジュニさんが最近聴いているいくつかの曲の中にDavichiの『受ける愛が、あげる愛に』が入っていた・・・そんなニュースに接したからです。
管理人、実はこのニュースからスタートして、今回のジュニさんの件や、チェ・ジンシルさんやその周辺で次々に起こった悲劇を知ったのでした。
この種のトピック、マスコミからの情報に接している限りは、本当の客観的事実を知ることなど100%不可能です。なので、このトピックそのものについて私があれこれ言うのは適切ではないかもしれません。
ただ・・・
自ら命を絶った大女優、チェ・ジンシルさん、そして彼女を追うようにして同じように自分から死を選んだ弟のチェ・ジニョンさん、元夫のチョ・ソンミンさん(元巨人軍の投手ですね)、マネージャーのパクさん・・・
あきらかに悲劇の連鎖が起こっていて、両親も叔父も「自殺」という形で失ってしまったジュニさんはいまだにその連鎖から抜け出すことができていないように、少なくとも私には思えます。
ジュニさんのケースについてはこれ以上言及しませんが、実際につらい状況が続き、何かにすがりたいような思いで暮らしている人は少なくないと思います。
そして、その中には、きっとこのダビチの『受ける愛が、あげる愛に』に癒されている人がいるはず。
このナンバーは、そんな人々に精神的な救いを提供することができるような、普遍性を持った、本当に素晴らしい曲だと私は感じています。そして、ひょっとしたらその精神的な救いを通じて、悲劇の連鎖を断ち切るきっかけを与えてくれるほどの力を持っているのではないかと・・・
「歌で世界を照らす」存在になれるように・・・そんな願いを込めて「다비치 / Davichi / ダビチ」と名付けられた私たちのデュオ。
彼女たちは、もうすでに、十分に「世界を照らす」存在になってくれているのではないでしょうか。
今は苦しくても『受ける愛が、あげる愛に』に触れることで安らぎを覚える人々、その一人でも多くの方が、一日も早く平和で落ち着いた日常を取り戻す日が来ますように。
そして、憎悪に満ちたこの世の中であっても、相手を赦し合うこと・・・たとえ一人ずつであっても・・・を通じて、世界が隅々まで平和の光によって照らされる日が訪れますように・・・