その 神無月のはじまりに…
月が変わり季節も巡る。。。
あのコとの連絡は一切取っていない。
9月28日の日曜を最後に、
翌日からはオレのケータイが止められている。
これで3ヶ月続けて止まっていて、
月末にかけての恒例の通過儀礼!?
そしていつもちょうどいいタイミング。。。(笑)
もちろんパソコンのメアドにも送られていないし、
来そうな予感も今回ばかりは無さげだが、
とりあえず一週間は様子をみるつもり。
先月、先々月は7日目にメールが届いたけれど、
3度目ばかりは0に近い気がしてならない。
なんとなく不思議と。。。
ケンカと距離の置き方がいままでと違う。
お互いが疲弊し切って袂を分かった分、
もう友だちにも戻れないと思うんだ。
オレも自らの過ちにより舌禍を招き、
Mちゃんをどん引きさせ、
気持ち悪さとしつこさを残しただけだった。
それでもオレはどんな結果になろうと、
自分に恥じることは何もない。
彼女との訣別にも未練はないんだ。
オレ自身の幼さが成長するまで、
顔を合わせるべきじゃない。
心の中には依然としているものの、
会えなくて淋しいだとか、
せめて声だけでも聴きたいとか、
あのコの安否を心配したり、
日常を想像したりするのはピタリと止んだ。
Mちゃんもオレを必要としていないはず。
アイツとは別れても仲が良いらしいし、
フッた楽器の仲間(たち)とも問題ないようだ。
悩みの種であるお金のことだけを考えるだけ。
両親からの返済と一人暮らしが落ち着くまでか…。
母親との折り合いの悪さによる唯一のストレスは、
仕事と貯金を頑張り、
年内に家を出れば解消してしまう。
憂さ晴らしでオレに打ち明けぶつけるのも、
そろそろおしまいかもしれない。
独りの生活の不安も、別の男が無くしてくれる。
オレの代わりなら近くに…。
それ以上に彼女が経済的に安定すれば、
精神的にも安心するだろう。
1月8日の23歳の誕生日を迎える頃には、
誰からも束縛されない自律と、
他からの助けを受けない自立をしていそうだ。
母に受けたトラウマに近い寂しさは消せないけれども、
M.I.はオレとは比べようもない強い女性だ。
期待を込めて、さようなら。。。。
続く、続く…?
『おはようございます
返信遅れてすみません。
写真ありがとうございます*
頑張ります!!♪』
「おはよう。
返信どうもあざっす。
ジャンボダリアで、
手のひらくらいあったんだ。
きょうも頑張ろっ!
Iさんを応援してる。」
『大きいですね

あのダリア綺麗でした
Davibramさんも頑張って下さい
』「ではもう一枚。。。(笑)
一人暮らししたら、
鉢で贈ろうか?
応援に感謝。
頑張りまっしょい。」

『はい
頑張ります(^^)/』
「よし、その意気だ!!
やるゾ、オレも!
壊したイスを溶接修理中。
わが家のまで。。。(笑)
公務員に内定したら、
次はダイエットをせねば!」

(オヤジの知り合いの板金屋)
社交辞令はいらない。
当たり障りないの会話なら、
やり取りする意味があるのか?
なんだか自分でも、
よく分からなくなってきた。
何がしたいんだろう。
メールが返って来る限り、
このおうむ返しを続けてしまいそう。
このぐだぐだの展開を打破したい!
つかず離れずのメル友と割り切れば、
それなりに楽しめるんじゃないかな。
肩の力を抜いて。。。(笑)
彼女はなんだかんだ言って、
友だちとしか見てくれなかった。
それゆえ絶交の選択が難しいのかも。
その地位を甘受しさえすれば、
友情!?の鎖はまず切れない。
しかし男にはなれない。
雄として活きられない関係に、
オレは何を望むのか。
手綱を握られ楽になりたいとでも。
だが葛藤も軋轢も、闘争もない。
そこまで落ちぶれたら、
オレには死ぬまで許せない気がする。
続く…?
一週間ぶりでビックリ!
それ以上に返信があった方が驚き!!
返事は望んでなかった。
昨夜で終わったものだと思ってたし、
オレが動かねば会うこともないだろう。
接点が消えることを信じてやまなかった。
『おはようございます
返信遅れてすみません。
ありがとうございます
頑張ります!
試験頑張って下さい♪』
「おはよう。
これも久しぶりだ!
謝らなくていい。
返信はIペースで!
Mちゃんも、
仕事と貯金を頑張って!
オレも合格したら、
一番先に伝えたいんだ。
とりあえず先に向け、
お互い一歩ずつ進もっ。
ともに幸せな未来へ、
つながっているはずだから。」
そして仕事上がりメール。
これも相変わらずだ。
またありふれた2人の日常に戻るのか?
ほとぼりが覚めて、
何事もなかったかのように、
接することなんてできない。
あのコに都合の良い関係は、
もううんざりなんだ。
冷めても恋をした心はそのまま。
親友の状態には二度と戻れない。
容易く翻意を促せるほど、
本気の愛情は軽く浅くない。
『返信遅れてすみません。
頑張ります!!
Davibramさんも頑張って下さい*』
「送れ(贈れ)なかった花
Iさん。
お疲れさま。
返信ありがとう。
それだけで嬉しい。
もう返事がないと、
オレは思ってたんだ。
エール代わりに、
ダリアの花を。
お互いに頑張ろう!
メールはまた今度。」

2人を締め括る有終の美は、
Mちゃんの大好きなダリアの画像を送り、
最後の一文にもそう記した。
『また今度』は、
打ち切りで彼女が用いてたから、
通じ合えるに違いないはず。