大河滔々 -13ページ目

結論への導入部

あのコから一時間前のメール。。。



月曜日のランチを終えた以後、

Mちゃんとは連絡が途絶えてた。

オレから接触を避けていたのもある。


すぐに投げかけた弁明や弁解、

かけるべきか迷った慰めや謝罪でさえも、

フォローにならない気がしていたんだ。



オレが食事前に発した言葉。

「恋愛感情を性欲と取り違えてない?」

それがすべての発端だった。


『Mさんを大好きだけど、

いまは好きか分からなくなってる。

別れたばかりは寂しかったけど…。』



M.I.はいつもオレの心の中に。

本気で愛している女性であり、

真剣に将来を考えた初めてのひと。


その気持ちから1つの可能性として、

彼女に提示してみた。

しかしそれは大きな誤りだった。



参考になるどころか、

かえって大きなショックとともに、

深く傷付ける結果を招くことに。


沈黙と重苦しい雰囲気が横たわる、

大戸屋で向かい合う2人。

食べ物の味はしても、うま味はなく…。



『いままでDavibramさんに、

言われた言葉で、

一番傷付きましたね。

(絶対)一生忘れない。

私のことをそんな風に見てたなんて。

最低で信じられない。

そこまで飢えてませんよ。』



別れ際、いつもの左側にではなく、

ちょっと前を歩き、

そう言って振り返った。


オレも「4つの~ないは忘れられない。」

『だって本当のことだもん。

Davibramさんの気持ちには応えられない。』




メール『こんばんは、お久しぶりです。

この間はおにぎりを準備してきて頂いたのに
一緒に外食をしてしまった事

本当に申し訳なかったなと反省してます、
この場で本当に申し訳ないですが

本当にすみませんでした。

Davibramさんとはずっと仲良くしていきたいのですが

やっぱりこのまま付き合っていくと
私も甘ったれて駄目になるし
Davibramさんも諦めがつかず
お互いに良くないのかなと思う事もあります。

今までDavibramさんには何度も交際は出来ませんとお断りしてきましたが

きっと今のままではずっと伝わらないだろうと思います。

私もわがままばかりで本当に駄目だなと思うし
Davibramさんに色々嫌な事言われるのも
気持ち悪くなっちゃって
辛い時もよくありました

前にDavibramさんに交際はないと言いましたがチューも?セックスも?と聞かれたのは一番引きました。
この間も愛情と性欲どちらなのか女の子はわからない場合もあると言ってましたけど
とても傷つきました
私も沢山Davibramさんには申し訳ない気持ちでいっぱいですが

私ももう我慢出来ない部分もあります。
これからの付き合い方を考えた方がいいと思いませんか?

返信待ってます。』



「お疲れさま。
Iさんは変わりない?

3日も空くと久しぶり。
メールありがとう。

お昼はお互いさま。
たまにはこんな日もある。

月曜日はオレの方こそ、
失礼な発言だったと思う。

この場を借りて謝る。
ごめんなさい。

あなたを本気で考え思う、
真剣な気持ちから出たこと。

傷付けたのは申し訳なかった。
重ねてどうもすみません。

受け入れられなくても、
それだけは理解してほしい。

逆にワガママや気分屋、
感情の爆発は苦痛ではないんだ。

らしさである素直さと純粋さ、
無邪気さを無くさないように!

オレはしつこさと気持ち悪さ、
デリカシーの無さを改めねば。

Mさんはさげ女を直さなきゃ。
一番の問題によく気が付いた。

何でも許してくれ(合っ)たり、
甘やかしてくれ(合っ)たり…。

お互いにケジメがつけられず、
ダメにしてきた気がする。

家族の関係とアイツとの交際、
そしてオレとも。

これからの付き合い方は、
会って話さないか?

メールだと長くなるし、
伝わり合いにくいから。」



縁を切(れ)る前に、

一緒に最後の話をした方がいいか、

この期に及んで迷ってた。


いやむしろどうでもよかった。

またずるずるぐだぐだしそうで、

正直、顔も見たくなかった。



時間・お金・労力。。。

オレは人生を注ぎ込み、

将来をともにする決意でいた。


中絶の傷は消せなくとも、

一緒に背負う覚悟はあった。

両親の離婚からくる淋しさも。



それは同情から出たものじゃない。

愛情の一部だった。

だがそれも泡沫と消えた。


支払った代償は安くはないけど、

安堵の心境へとうつろう。

憎しみも失せてきた。

音沙汰なし

きょうはあのコからランチのお呼びがない。。。



昨日のお昼はオレの言葉で傷つき、

お互い気マズイ雰囲気のまま別れた。


姿が見えなくなるまで手を振らず、

初めて足早に踵を返してしまった。


ごちそうさまも送ることなく、

いま現在に至っている。



やり取りを止めたいと言われた以外で、

音信がないのは珍しい。


あんなことがあっても、

なんとなく期待しているオレ。


来るはずもない着信を、

どこか心待ちに電話を握りしめてる。



近頃は。。。


『ケータイをいじらなくなった。

触る気にもなれない。

メールも前は大好きだったけど、

いまは嫌いになったかも。

考えごとが多すぎて…。』



おはようからおやすみまで、

メールを送り合ってたのが嘘のよう。


ご飯の誘いとお礼だけが、

道具を介したつながりになっている。


そのくらいのペースが2人にとっては、

いいのかもしれない、そう思う。



オレはランチ友だちと悩み相談の相手、

Mちゃんにとり都合のいい人間だ。


オレも男や恋人として見てもらえない。

いままでもこれからも。。。


抗いもがく日々とは訣別したい。

さめた気持ちが大きくなりつつあるのを実感。



この恋心を押し通す、

この恋愛を諦める。


堂々巡りで際限がなく、

答えが出せなかったのではない。


彼女の返事が確定しているのに、

オレだけゴネ続けていたんだ。



オトコにとれば期待感を抱かせ、

受け入れてくれそうな雰囲気がある。


優しさと暖かさに満ち溢れ、

弱さと脆さを持った一面もある。


少女の素直さと純粋さ、

大人の強さ(良さ)と賢さのギャップ。



ここ二年間でオレだけが知る限り、

5人からコクられている。


会社だとオレとアイツ、もう1人、

バンド仲間では2人。


うち付き合ったのは各1人ずつ。

どちらも約1年交際した。



あのコから好きになって、

向こうが告白してくれたらしい。


共通したのはお金にだらしないヤツ。

それでも愚痴は聞かされなかった。


彼女なりに幸せだったそうだ。

淋しさを埋めてくれたんだろう。



アイツだけは違った。

一ヶ月もした頃には別れ話が。


歴代のカレシはDVや借金漬け、

遊びに中絶と問題ばかりだった。


だがみんなマメで毎日連絡を寄越し、

送迎や逢瀬とそれなりに尽くしてくれたそう。



アイツは面倒臭がりなうえ趣味に没頭。

全然構ってくれなかったようだ。


最初は悩み苦しんだものの、

徐々にこういうもんだと理解は示すように。


『愛されていない。』が、

Mちゃんの口癖だったけど。



先月ようやく破局を迎え、

チャンス到来とばかりに猛アタック!


しかし、親友ルートよりの脱却は無理、

そしてアイツがまだ好きと告げられた。


何回も繰り返していくにつれ、

精神的な疲れでいっぱい。



愛情の裏返しの憎悪がわくのではなく、

疲労で嫌悪感に囚われだした。


どうでもよくなってる。

感情としては排除に近い。


それもありブログを綴る意欲を失ってる。

はい、すみません、言い訳です。



オレと結ばれるという強い想(思)い、

オレの人生を注ぎ込む固い決意。


いつか…、見返りを求め、

ついてきた部分は否めない。


縁もないと思い知らされて、

覚悟は揺らいでいる。

Unhappy mail

予想外の展開。。。



たった数分前のメールで、

気分は天国から地獄へ。

こんな事態になるとは、

さすがに想定外だ。。。(涙)

ちょっと言い過ぎか。。。(笑)


約束から遅れること約一時間、

(オレも他人のこと言えないけど。)

時計は15時を指そうかというとき、

あのコからの着信画面を示す。

いつもより遅い。。。(笑)


週末の混雑でお昼休憩に、

入れないでいたのだろう。

いつもと同じように、

待ち合わせ場所を目指し歩きながら、

メールを開いてみた。



『Davibramさん、忙しくて今出たんだけどMさん(元カレ)が一緒に出てきちゃったよしょぼん



目を通した瞬間、我が目を疑った。

アイツはMちゃんより入りが遅いし、

休憩時間が重なることは、

まずありえない。


それに会社で弁当派なのに、

外出するなんて珍しい。

別れる前であっても、

ランチを一緒したのは数えるほど。



「せっかくだし、
一緒に食べてきたら?

断るのも難しいだろう。
オレは大丈夫だ。

お昼できないのは残念だが、
帰りはご一緒しよっか。」



適当な理由付けで振り切るのは、

ほぼ無理だと思う。

用事があると嘘をついても、

ついてくるだろうから。



『本当にごめんなさい。こんななると思わなかったしょぼん



「アクシデントは仕方ない。
気を落としちゃダメ!

遅れた責任の半分は、
オレにもあるぢゃん。

笑顔でアイツと、
ランチを楽しんどいで。」



この後はやり取りが途絶えている。

オレといる間はずっと、

『すみません。』と謝りながら、

誰かとメールを打っているのに…。


それは親(主に母)と言ってるけど、

たぶん違うはず。。。(笑)

この対応の異なり方が、

カレシ(元)との差なのだろう。



彼女は『アイツに愛されていない。』と、

オレが励まし勇気づけるたび、

口癖のように言い放つ。

それは別れてからも変わらない。


あのコは大好きなままでいるし、

オレや楽器の仲間から告白されても、

『恋人として見(ら)れない。』と、

断り続けているんだ。